キョーフの通信簿
ウチのガキンチョはこぞって気が小さい。(ミーはまだ小さいので、その点イマイチはっきりしないけれど、人に言われた些細なことでクヨクヨすることがあるので、多分同じだと思う。)今日はInterim Reportという、まあいわば通信簿が渡されるとあって、チーは朝から真っ青な顔をしていた。
チーの勉強は相変わらずで、毎日のようにテスト、テストと追いまくられている。抜打ちのテストもあり、チーは夜中、その夢を見て飛び起きることもあるそうな。リーディングという科目では毎週多ければ35個、少なくとも16個の新しい単語が出て来る。テストで悪い点をとることを心底怖がっているチーは必死に勉強をしている。日本人は暗記するのが得意だと言われるが、チーを見ているとそうなのかもしれないと思うこの頃である。
「子供は誉めて育てろ」という。良いところは誉めちぎってあげたいと私も思う。が、チーのように点を気にしすぎると、誉めちぎるのはいかがなものかと考え込んでしまうのよ。母に誉められたいばかりにもっともっと自分にプレッシャーをかけてしまうんじゃないかと不安になるのだ。
迎えに行くとチーは満面の笑みでやってきた。結果は本人や私が予想するより良かった。これ以上何を望むかというほどのデキである。(私も一度でいいからこーゆー通信簿が貰いたかったなあ)。本人が喜んでいるのだから私がとやかく言うことはないのかもしれないけれど、つい言ってしまった。「こんな小さいうちから良い点ばっかりとってると、人間が小さいままで終わっちゃうぞ!勉強はほどほどにして、外で遊んできなさい!」
PS;私はガキンチョが持って帰る通信簿が嫌いである。どんなに内容が良くても、全部Aだとしても、大嫌いである。なぜって、親のコメントが必要なんだもの。K−4のInterimはなかったからまだ良いけれど、今回は5つコメントをかかなきゃいけないのよ。ノンとカオがひとつずつ、チーは3人の先生にそれぞれ出さなきゃいけない。しかも、っていうか当然っていうか、英語なのよ。チーが下書きをかいてくれるんだけど、それも情けない話よね。