Crazy Hat Day



どうして?とか、何のため?などと聞かないで欲しい。とにかく、Crazy Hat Dayというのがあったのだ。

毎年、ひとつやふたつ(そんなんじゃ済まないかも)訳のわからない行事がある。今回のはまたもやJust Say No Club主催で、4―6年生が対象となっている。Crazy Hatを作ってかぶってこい!という。

チーは、自分の帽子にボタンを7つつけ、Beanie Babiesを輪ゴムで留めた。「一度、ネコとバーバ(Beanie Babiesにつけた名前です)を学校に連れて行ってあげたかったんだ!」とチーはご機嫌である。「プライズなんか取れなくってもいいもんね!」そう、またエサで釣るのよ。1等は8ドル、2等は5ドル、3等が3ドル。ガキンチョにとっては大金なのだ。

ウニみたいな帽子、バスケットのゴールを乗っけているヤツ、野球のミットとボールをくっつけたヤツ、原色超ド派手な羽を飾りまくったヤツ、1等賞の呼び声の高かった男の子は、のりがはがれ、アートの教室に直しに行っている間に選考が終わってしまい、泣き出してしまったそうな。

最初は「宿題が多すぎて、帽子なんか作っていられないよ!」と、げっそりしていたチーだったけれど、作っていくうちに楽しそうになっているのが端で見ていてよく分かった。くだらないと言い放ってしまうのは簡単だけれど、なんでも、どんなことでも楽しまなくっちゃという精神は大いに気に入った。気分転換になったもの、ね!