Clock Back



 夏時間が終わった。毎年10月の最後の日曜日に標準時間に戻ることになっている。

2年前のこの日は、夜中のテレビがどうなっているのか気になって、ちょこちょこ起きては見たのだが、睡魔に勝てなかったため、あやふやなまま真相は定かではない。だいたいテレビの番組表には欄外に小さく「夜中の番組は夏時間から標準時間に戻るため、変更することがあります。」てなことが書いてあるだけである。実際には時間枠が1時間増えているはずなのに、番組表は通常のままだ。映画の上映時間と番組表を見比べても、1時間分が考慮されている形跡はない。1時間何も放送しないことってあるの?じゃあ、標準時間から夏時間になる時は映画が途中で切れてしまうの?考えれば考えるほどややこしくなってしまう。テレビに関しては、夜中の番組をずっとビデオにとっておけばわかるかもしれない。来年まだアメリカにいられたら試してみよう。

夏時間から標準時間に戻るのはいい。ちょっと夜更かししても1時間ゆっくり寝ていられるんだもの。1日が25時間あればもっとゆとりのある生活になるんだと思ってしまう。でも夏時間になる時は大変よ。がきんちょにとって寝不足は大問題。食欲はなくなるし、機嫌は悪くなるし、だから我が家では土曜日の夕方から時計を直して夏時間体制にはいるのよ。

今年、私は台所やベッドルームの時計を日曜日の午前中に戻した。リビングルームはビデオデッキやらなんやら面倒なので、おとうに頼んだ。月曜日にはすっかり標準時になったと思い込んでいた、ところがドッコイ、忘れていたのよ、車の時計!

月曜の朝、みーを連れてゴミを捨てに行った。その後グローサリーに行ったら、レジのところで私が買おうとした牛乳が漏れていることにレジのおばさんが気づいた。誰かに代わりの牛乳をとりに行ってもらおうとしたのに誰も見つからない。そうこうしているうちにレジに並んでいる人がドッグフードの袋を持ち上げたら、中身がザザザー!お店の中は大騒ぎよ。で、レジの人は私に代わりの牛乳を取ってこいって言うのよ。ものすごく時間がかかってやっとこさ車に乗ったら、みーの幼稚園の時間を過ぎているじゃない!あわててみーのバッグを取りに帰ってみーを幼稚園に連れて行った。のんの担任のミス・デイがクロックがどうのこうのと言ったけれど、慌てている私にはなんのこっちゃわからない。みーのクラスに行ってようやく1時間早すぎたことに気づいたのよ。あー、みっともないったらありゃしない!

おとうに言うと3年は笑われるから、ホームページにこっそり書いとくだけにしようっと。