バーチャルペットはお好き?
日本では少しは下火になっただろうか、たまごっち。サウスカロライナでも、がきんちょの周辺でたくさん見かけるようになった。モールの中では「バーチャルペットあります。」と書いてあるのを見た。
6月に我が家が買った時は、まだ補習校の日本人くらいしか持っていなかった。かおの友達のセーラに誕生日のプレゼントにあげたら、「どこで買ったの?」と皆にきかれたそうだ。で、セーラのお姉さんのサマンサがたまごっちに似たバーチャルペットを買い、ローリーも似たようなヤツを買った。その他、テイラーが9ドル99セントの「イヌ」を買ってもらい、ケイラは誕生日に2個も集めてしまった。(たまごっちをプレゼントしなくて良かった!とがきんちょがほっとしたものよ。)
さて、夏休みも終わってしまった。今まで自分で世話をしてきた子供たちは、学校へ行かなくてはいけないのだ。アメリカでは日本のように母が子供の留守中に面倒をみることなどしない。セーラたちは「電池を抜いている。」と言った。「時計をずらして寝かしておく。」と言う子もいる。おとうは「いずれ冬眠サイクルでも作らなきゃアメリカじゃ通用しないだろうなあ。」と言っていたが、実現するだろうか?
我が家に遊びに来る子供たちは、がきんちょの留守中私が代わりに面倒を見ていると知ってとても驚いていた。「ウチのお母さん、そういうの好きなのよ。」と言ってあるらしいが、実際、母が仕事を持っているかどうかは問題ではないのだ。仕事を持っていないケイラのお母さんも面倒は見ないそうだ。子供の世界には決して踏み込まないアメリカの親をさすが!とも思う。メンドクサイ!ヤダ!といいながら、ズルズルがきんちょのペースにはまっていく自分がふがいない。でもね、がきんちょときゃーきゃーいいながら遊んでいられる今が、それなりに楽しくもあるのよ。だって、そのうち親となんて遊んでくれなくなるに決まっているもの!
PS;それでも、このバーチャルペットって我が家に不向きなものだと思う。のんはまだ時折、星に帰ったたまごっちの名前を次々に呼んでは涙にくれているんだもの。慰めるのが大変でもう嫌になっちゃう!