映画に行こう!
映画といえば子供が生まれて以来、日本では一度観にいったきりである。がきんちょの「ぽんぽこがみたいよー」のコールに負けたのだった。夏の思い切り暑い日に私の実家のある地方都市の映画館に行った。地方都市は近年路線バスが姿を消し、残っている路線も驚くほど運賃が値上がりをしてしまって家族6人でなぞばかばかしくって乗れない。で、自家用車に頼らなきゃいけない。そうすると今度は駐車場探しが大変だ。あいてる駐車場があったって、足元を見るようにバカ高いし。
「ぽんぽこ」の時、クレジットカードの割引を使ったにもかかわらず、6人で6000円くらいかかった。駐車場代も1200円だかかかって、母はぷっつんした覚えがある。たとえどんな素晴らしい映画だって、そんなにかかちゃ、おしまいよ。
それにひきかえアメリカはいいぞー!6人で、16ドル50セント。駐車場代なんてかかるはずもない。映画館はいつも空いているし、最高よ。(ただし英語だ。これだって、私が英語をもう少し頑張ればずいぶんマシになるはずよ。誰か楽して英語がわかるようになる方法知りませんかー?)
さて、このあいだ「コンタクト」をみにいったのよ。クリントンさんが火星に生物がいたかもしれない痕跡について発言したのをそのまま使ってモンダイになったヤツ。おとうは科学に強いから、「コンタクト」をだいぶ楽しんだみたい。私はテクノロジーだ、サイエンスだっていうところはチンプンカンプンだったんだけど。でも、おとうはどうしてジュディ・フォスター扮する主人公が彼氏に惹かれたか、てなことになるとてんでわかってないのよ。こりゃ英語が分かる、分からないのモンダイじゃないのかもしれない。わかりもしないのにテレビで映画ばかり見てる私は勘ばっかり良くなってるのね、きっと。それでも、良くならないよりはましだ、と思うことにしようっと!この夏はまだまだ観たい映画があるのよねー!