The Lost Worldその1
話題の映画を見に行った。前作のJurassic Parkは日本にいる時、がきんちょが寝静まったところでレンタルビデオで観た。今回はのんがどうしても観たいと言って、家族総出で行くことにした。アメリカでは映画やテレビにはそれが子供に向くかどうかの指標となるRatingが記されている。The Lost WorldはPG-13だ。(Parental Guidance-some material may be unsuitable for pre-teenagers)4歳のみーまで、だいじょうぶかな。
おとうは「恐竜の出てくる場面が少ないから、つまらないらしい」と言う。でも、新聞やテレビじゃ、すごい人気だといってたじゃない。最近はヨーグルトにもハーシーのチョコにも、それからバーガーキングにも恐竜がついていて、「早く観に行きなさい!」と急かされているような感じだ。行くしかない!
日曜の夜、行くことになった。本当は4時からのにいければ一人2ドル75セントですんだのに10ドルほど損した勘定になる。
アメリカへ来て8本目の映画だ。窓口で見たい映画の名前と人数を告げる。複数のホールで同じ映画を上映している時は開演時間も言わなければいけない。お金を払って入ると売店のフロアである。ポップコーンとソフトドリンクは欠かせない。「ポップコーンにバターを入れますか?」最初はバターの匂いが気になってしかたなかったけれど、最近は慣れっこだ。モギリのおじさんが映画の題名を告げてから初めて会場に入れる。中は7つほどのホールがあるのだ。
いつも映画館はすいている。お客が少ないの。今回も5組20人ほど。(ウチの6人もはいってるのよ)こんなのでよくやって行けるよ。みーは席につくとすぐに手で顔を覆い、指の隙間から覗いている。「まだ、平気なの!それより先にトイレ行っとこう!」私はがきんちょをぞろぞろ連れてトイレに行くことにした。前にIndependence Dayを見に行って、いいところになると誰かしら「トイレ!」で散々な目にあった経験のある母なのだった。