”社会”勉強

 「雨はどのようにつくられるか?」私は今までこういうのは理科の教科書にしかないもんだと思っていた。ところがちーの社会の教科書に出てきたんですな。
 Our Country's Climate これが今回の単元だ。気候を左右する条件が理科顔負けの説明付きで紹介されている。赤道からの距離、高度、海からの距離、降水量。前週はアメリカの地理をばっちり勉強したから、その地図を見ながら勉強することにした。
 1赤道からの距離がなぜ気候を左右するのか。
 2海からの距離がどのように気候を左右するか説明せよ。
 3アメリカの気候が地域によって多様なのは何故か。
 4もし、赤道から遠く、高度の高いところにいるとしたら、降水はどのような種類になるか。
 これが宿題である。日本語で説明するとちーは日本語で答えることが出来た。原理がわかればさほど難しいことではない。ところが英語で答えるとなると母にはしんどい。ちーも「なんて書きゃいいのよ」と困惑している。いつも思うのだけど、母の英語の拙さがどれほどマイナスになっているか・・・・。で、ちーと一緒に教科書を丁寧に読んでいった。ちーの知らない単語を説明するくらいしか出来ないのだけれど。
 「ほうほう!」ちーはそういうとすらすらと答えを書いていった。
 翌日はアメリカのいろんな都市の気候を比較する宿題だった。ちーと「もし、ここに住んでいたら・・・・」なんていいながら考える。最後にちーに聞いてみた。「アメリカのどこが一番住みやすいと思う?」
 「うーん。チャールストンの方が、夏涼しくて、冬温かくていいかも知れないけど、ハリケーンが恐いもんね。うーん、やっぱりここがいい!先生や友達がいるもん!」
 そりゃ、そうかもね。気候だけじゃ答えはでない、よね。