'96-97最後のPTA
年度末である。最後の10日ほどはお楽しみばかりがある。年間を通して父兄の出席の多かったクラスにはご褒美としてアイスクリームが配られたり、読書の年間目標を突破したから、ドーナッツが出たり・・・。ドーナッツはランチのときに校長先生がタキシードを着て銀のお盆にドーナッツを盛って配って回ったそうな。これからタレントショウもあるし、ほとんど勉強にはならない。
さて、今年度最後のPTAが月曜日の夜に開かれた。来年度の役員の承認の後、3ー4年生のリコーダーと5ー6年生のストリングスの発表会があったのだ。 去年、リコーダーもストリングスもひどかった。ちーが出ていたので、おとうはリコーダーだけビデオに撮ったが、ストリングスの方はギコギコとあまりのひどさに録画出来なかった。1年目のリコーダークラスにボランティアで出席していたちーによると、今年は去年よりひどいという事だった。みんな音が満足に出せないし、練習がはかどらない。それにひきかえ2年目は例年クリスマスの後は練習をしないのに、生徒達の要望でズーッと練習を続けてきただけあって、気合が充分入っている。「2年目だけの曲は結構いいカモよ」ちーは言った。
指導の先生が同じなのに、どうしてだろう!?そう思わせるくらい今年はよくできた。1年目の12人にも、2年目の12人にも音を外すヤツはほとんどいなかったし、リズムもしっかりとれていた。どこへ出しても恥ずかしくない!そんなリコーダーだった。観客と同じフロアーにみんな座っているから、ちーの姿は見えなかったけれど、最後の曲でちーとステーシーとロビンがステージの上へ出て歌ったので、しっかり目立って、母はうれしかった!
ストリングスはちゃんと弦楽器の音がした!去年の出来がウソみたいだ。来年ちーがバイオリンを始めるって言ってたけれど、とても楽しみになってきたぞ!
それにしても、アメリカのPTAってどうしてこう楽しいことばかりなのだろう。日本とはえらい違いだ。来年もいられるといいなあ。