野菜を食べよう!



 TV-JAPANで、1日一人300gの野菜をとらなければいけない!という番組を見た。300g食べる人と食べない人では寿命が10年違う、という事だった。おとうは叫ぶ。「ウチは6人だから毎日1800gの野菜を出せ!がきんちょは学校では野菜が出ないから、朝と夜で300gとれるようにすること!」

 一人300gって結構大変だ。特に野菜の種類も鮮度もイマイチのサウスカロライナだもの。幸い、Xストアで立派な白菜とJapanese eggplantというものがあるので、漬物を食卓に乗せることで、目標を達成している。( Xストアはお得意様カードのようなものはないが、代わりにがきんちょは学校でXストアのカードをもらってきた。それを提示すると利用額の1%が学校に寄付されるという。それにXストアは新鮮な鮭があるのだ。だから、最近はXストアにいく機会が増えた。)Japanese eggplantは長ナスの一種類だと思うが、色がものすごく薄くて、ナスらしからぬ風貌である。レジでも「これは何だ?」と聞かれ、Japanese eggplantと答えたのに「そんな名前の野菜は登録されていない」と言われた。結局、棚にそう書いてあるのを確認してもらってやっと手に入れた。なんでもいいや。旨かったから。きゅうりと一緒に漬けたのだけれど、みょうががあったらもっとうれしいのにナー!

 さて、一日300gは大人は達成できるのだけれど、がきんちょの特に下の方はなかなか難しい。「からだの大きさがこんなに違うのにどーして同じ300gなのよ!」「300g、300gって騒ぐけど、どんな野菜を食べるかの方が重要なんじゃない?」「だいたいジャガイモやとうもろこしまで野菜にカウントしてたけど、そしたらアメリカの食事の方がいいってことになっちゃうんじゃない?」矢継ぎ早に屁理屈をこねる私におとうも「それもそうだなー」だって。

 ま、いきなり緑黄野菜を何gだのと言われたってめんどくさくなるだけだものね。まずはたっぷり野菜を取りましょ!って事なのよね。それにしても、せっかく漬物を出したのにがきんちょが食べようとするころにはほとんどなくなっているって言うのはどういう事?(もちろん私の口には入らない。)「早いもの勝ち!」とおとう。6人家族ってサバイバル!なのね?