歯列矯正 強制はできません
八重歯がチャームポイントになるのは日本だけなのだろうか?
かおが虫歯の治療に行った時、いずれは矯正するべきだというようなことを歯医者さんに言われた。この辺りでは矯正の金具をつけている子がとても多い。ハザーは金具のおかげで1番最初に顔を覚えられた。お隣のベッキーもつい最近矯正を始めて、「ピンクにしたのよ!」といいながらニカッと笑って金具を見せてくれた。銀とピンクの金具は確かに銀色だけのより愛敬があるとは思うけれど・・・。去年、確かにベッキーのお母さんはベッキーの永久歯が大きすぎて並びきらないだろうと言っていた。矯正をしなければ、とも。
矯正は金具で歯列を整えるだけではなく、ベッキーのように並びきらないと判断されるとせっかく生えてきた永久歯を抜いてしまうのだ。そりゃまあ、いくらするめをかじったところですぐすぐ顎が大きくなるわけではないから、しかたのないことかもしれないけれど・・・。(このあたりでするめをかじれる人はもちろんいないって)
実はちーの前歯は大きくて隙間があいている。隙間があいているのは、これからまだ永久歯が続々と生えて来るのだからいい事じゃないかと思っていた。でも、ベッキーのお母さんは「矯正しないときれいには並ばない」ととても心配してくれている。「矯正は日本じゃバカ高いからここにいるあいだにしていてもいいんじゃない?」とおとう。ちーは「イヤだ。2年以上もガムが噛めないし、堅いものが食べられないなんて絶対にヤダ!」そうな。
おとうは顎が小さく、歯が並びきらなかった。ちょっと見ただけではわからないが、あんぐりと口を開けさせると内側にひとつずつはみ出しているのが見える。ふんふん、父親譲りってことね。とりあえず、もう少し様子を見てからでもいいよね?