コリコリはつらいよ!



 肩が凝るのは子供のときからしょっちゅうあった。ゴリゴリに凝ってしまって、息苦しくなるほどだった。母はそんな私に「若いのに大変ネー」と笑って言っていた。たまには首を寝違えて、借金をしているわけじゃないのに首が回らなくなったこともある。ちーを産んですぐの頃は慣れない授乳でこりこりになっていたっけ。だから、私は凝るタイプなんだとあきらめてはいたのだけれど・・・・。

 さて、ここ何日か右の肩が凝って困っている。おとうは「四十肩に違いない。」という。ほんとうは五十肩って言うんじゃなかったっけ?たしか四十肩とか五十肩っていうのは、関節がいわば油が切れたみたいになるのだと聞いている。だから手が上に上がらないんだそうだ。私の場合、手は上がるんですな。ちょっとだるい感じはするけど。とにかく右の肩がコリコリ。右だけコリコリ。鏡で見ても右の肩がこんもりしている。それほどコリコリ。貼り薬も塗り薬ももちろん体操も効かない。

 つらい!とこぼしたら、ちーが「たたいてあげる」と言ってくれた。いつもはほったらかしのベッドもがきんちょがきれいにしてくれた。(おとうのベッドだけはおとうがぎりぎりまで寝ていたから直せなかった。こう言う時だって、私がもっとひどい風邪を引いたときだって、おとうはベッドメーキングすらしたことがない。まったくもう!)がきんちょは洗濯物もたたんでくれた。こりゃ、思わぬ拾い物!と喜んではみたものの、このコリコリなんとかならないだろうか?