新しいタイヤ
パンクしたタイヤを直すにはどうすればいいのか? 日本ならディーラーとか整備会社に持って行けばいい。ところがである。Dodge のサービス・センターではタイヤの修理はやっていないのである。タイヤに関してはタイヤ・メーカーに頼めとなっている。クライスラーはタイヤの会社ではないのだ。そのため、せっかく慣れたDodge ではなく違うところを探さなくてはいけない。もちろんタイヤにも保証期間があるのだが、今回はいわゆるハザードなので無料交換はだめだ。
タイヤのメーカ名を頼りに電話帳で探すとAmerican Tire というのが見つかった。まず、営業時間を確認しなければ。どうも英語の電話はいやである。しかし、嫌などと言ってられる状況ではない。もう一度パンクしたら、それこそ動きがとれなくなる。土曜日はもう夕方で間に合わないが、日曜でも午後2時からやってるらしい、ことがわかった。
日曜日の午後、American Tire に行って、このタイヤの修理できるか聞くと一目見て駄目だという。Side Wall が切れているからだそうだ。そんなものかいな。こうなったら買うしかない。が、これは特殊なタイヤで在庫がないという。ここに在庫がないのならK Martのようなスーパーで売っているはずがない。しょうがないのでで注文した。1週間位かかるとのこと。きっと2週間はかかると思った。でも値段は71ドル。日本よりかなり安い。直らないタイヤは、いらないから捨ててくれ、と言ってタイヤを置いて帰ろうとしたら、リムがどうのこうだから捨てるな、と言われた。 どうもタイヤの内側にある金属の部分(リムというのか?)は使うので、新しいタイヤが来るまでとっておかなければいけないらしい。そんなの知らないもんナー。聞いてよかった。でなきゃ、ごみ棄て場に行くところだった。くわばらくわばら。
その後2回、問い合わせの電話をしたが、タイヤはなかなか入荷しないようだ。英語が通じないせいか、オーダーがしてないとか、メーカーから連絡がないから私は知らないとか、いちいち苦労の連続だ。タイヤが入荷したのは結局3週間後のことだった。