どっちが安全?
なるべくソフトを買う時は、MAC/WINDOWS共通や8bitサウンド・カード対応を優先させて買っているのだが、ついに16bit対応を買ってしまった。メーカーに、「Windows対応」というだけの表示しか書いてないのだから、8bitもサポートしろとemailを送り付けると、「世の中84%は8bitで動くが、弊社は音質の面で16bitを採用しています」とやんわりかわされてしまった。
というわけで、なるべく安い16bitカードを探し回った。$16なんてのもあったが、せっかくならWave Tableの方が音がいい。とかなんとかで、結局$40程度のをインターネットで買うことにした。どこまで安全なのか? いよいよ実験の時が来たのだ。悪用された時の為に、めったに使わないクレジット・カードを使うことにした。
セキュアー・ブラウザーを使ったとしても、本当に安全なのかどうかは分からない。回線データは捕捉できるだろうし、暗号も解読できるだろう。FAXの方が、安全に違いない。結局FAXでオーダーし、オーダーしたこをemailで連絡した。だが、FAXでのオーダーとインターネットでのオーダーは手数料や送料が違っていたのだ。FAXの方が高くつくのであった。販売会社から留守電が入っていて解った。
料金が違うこと、つまりオーダーが違ったことをどのように訂正したらいいか、Emailで聞いたのだが、聞きたい答えが返ってこない。そのうちもうShipしたと答えてきた。金額に関しては一切触れてない。金額は安いままでいいのだろうか? いい加減な所だ、と思いながらもほうっておくと、カード会社からの請求で金額が訂正されていたことがわかった。勝手に訂正していいのかねー?
後日、インターネットの大家に聞いた、
「セキュアー・ブラウザーとFAXとでは、オーダーをするにはどっちが安全ですか?」
「セキュアー・ブラウザーは十分安全だ。FAXは第3者の目に触れるという危険がある。どちらの技術が安全かよりは、その会社を信用できるかが大きな問題だ。いったいどこにオーダーしたのかね?」
「......」
あまりに的を得た答えだったので、それ以上声が出なかった。