宿題の苦労話できっと本が書ける。こんどは算数の宿題だ。
Millions とある。百万までの数かと思ったら、Hundred Millionsなんていうのが出てくる。えーっとえーっと。私は自慢じゃないが、数字に弱い。いやだな、でも顔にはだせない。代わりに紙をだして数字を書いた。123456789
「これを声に出してよんでごらん。」
「うーん」
「じゃあ、123,456,789は?」
「うーん」
数字に弱いのは私だけではなかった。どうして3桁ずつ区切っているかの説明をしなければ・・・。色鉛筆を用意させて同じ単語毎に色分けさせる。
Ones
Tens
Hundreds
Thousands
Ten Thousands
Hundred Thousands
Millions
Ten Millions
Hundred Millionds
「あれ?Thousands とMilliondsが3つずつだ!」そうそう、次は日本語。
一
十
百
千
万
十万
百万
千万
億
十億
百億
千億
やはり共通の文字に色を塗らせる、はずだったのに、さっきと同じに3桁ずつ色を塗っている。こういう時はどうしたらいいんだ?
結局、4桁ずつで括られていることに気がつくまでに1時間くらいかかってしまった。なんてえこった!
試しに、4桁でくくってみる。1,2345,6789.
「えーっと、一億二千三百四十五万六千七百八十九。わーっ、読みやすい!」
そうそう、そうこなくっちゃ。4桁で括れば便利なものを3桁で括って読む。理不尽とも思えることだけど、それが国際社会で生きていくってことなのサ。
母譲りの数字嫌いが少しでも解消してくれればそれでいいのだ!
「そーんなくだらないことで時間をつぶして・・・」という誰かサンの声が聞こえてきそうだ。
「算数と理科と英語は俺がみてやる!」と言ったヤツがいたはずだ。いったいどこへいったんだ?
のんた。