Freddi Fish2
これはソフトのタイトルである。うちで買った最初のアドベンチャー・ソフトはこの一つ前のFreddi Fishであった。この種のゲームはCD-ROMに大量のデータを持たせることができるようになって、初めて可能になったゲームである。Freddi Fishが面白かったので、Freddi Fish2は買ってもいいソフトの一つに考えていたところ、最近ようやくFreddi Fish3が出たために2が値下がりしたのだった。
そもそもPCの世界は異常で、最新のものを買うと損するようにできている。最近、インテルが低価格のCPUを出したために、いっせいにコスト・パフォーマンスが上がっている。Staplerの今日の広告によれば、645ドルで333Mhz, 32MB Memory, 6.4GB Disk, 16x CD-ROM, 56K Modem, モニター、プリンターまでついている。120MHz, 16 MB Memory, 2.1GB Disk, 8x CD-ROM, 33K Modem, モニター、プリンターにトータルで1400ドルを投資したのは、たった2年前のことである。えらい大損というか詐欺に近いと思うのだが。
そういう事情があるので多少たりとも、ソフトは安いのを買うようにしている。つまり古いものを買うようにしている。新しいソフトは余計なことをするために速いPCでないと快適に動かないし、適切な価値の見極めが難しいからだ。現にこれを書いている途中でイルカのヘルプのところに時々タコが顔を出す(MS Word98)。子供は喜ぶが、大人には何のこっちゃ判らない。CPUの無駄遣いそのものである。
さてFreddi Fish2は、なかなか店に在庫がなかったために探しに探したあげく、$19.98でトイザラスで買った。しかし、翌日K-Martでソフト3本セットで$19.99というのがあり、その中の1本がFreddi Fish2だったのである!こうなりゃあ当然返品交渉だ!