エンジン・トラブル



 ある夏の暑い日、トイザラスから帰る時突然、Check Engine インジケーターが点灯する。なんだこれ? 助手席のノンタにオーナーズ・マニュアルを見てもらう。何でもこれは潜在的な問題を示すものでこれが点滅し始めると急速にパワーがなくなるとマニュアルに書いてある。ウルトラマンか? フリー・ウェイに乗るのをやめて、一般道路で帰ることにした。エンジンに負担をかけない方がいいと思った。万が一、フリー・ウェイで動かなくなったら大変だ。この暑さでは熱射病になってしまう。しかし、しばらく行くと天気は急変。こういう時に限ってすごいサンダー・ストームだ。前がみえない。でもエンジンにはいいか。

 今日は日曜日だ。新車のオーナーだから修理はクライスラーは無料で行うといっても、しっかり土曜と日曜は休みである。サービス・センターに車を持って行って、シャトル・バスで帰ったとして、どうやって車を取りに行くのか? 自慢じゃないが電車なんか無いぞ、コロンビアには。バスはダウン・タウンにはあるけど、家の近くで路線バスは見たことない。そんなことを考えながらも無事に家に着いた。

 月曜に電話でサービスアポイントをとる。水曜日しかとれない。きっと月曜は故障がたまっていて混むんだ。水曜まで乗っていていいのだろうか。会社もあるし。このまま乗っていて大丈夫かと聞くと、" I would drive." と答えた。いまいち、乗っていいのかどうかはっきりしない答えである。結局、静かに乗り続けることにした。

 水曜日の朝、Dodge のサービスセンターまで車に乗って行った。例によってシャトルに乗って会社まで連れて行ってもらう。乗合いMini Van だ。今日は3人乗った。みんな表情がくらい。きっとみんな故障にうんざりしてるんだ。まずい車を買ったもんだ! 会社から3回目に進捗の確認を電話でいれると、だいぶ待たされたあと、ぼそっと" Ready"と言われる。愛想はないが直ってよかった。作業記録をみるとスロットルをクリーニングしたと書いてある。これって本当に新車なのか? まあ、いいか。ついでに3000マイル時のオイル交換をしてもらったから手間は節約できたのかも知れないから。