Declaration of Independence を求めて



スプライトをぶちまけたMuseum of American History での目的は、独立宣言文(Declaration of Independence) をチーが見たいということだった。Social Study の教科書にワシントンDCにその碑か、なんかがあると載っていたらしい。どうしてもそれが見たいというのだった。きっとここにあるだろうから、チーとノンタで探してくることになり二人はレストランをでた。

しばらくして戻った二人は言った。「ここにはない。」 でもインフォメーションで聞いたらArt Museum にあるようだから、そこで待ち合わせしようということになった。こっちはしばらく休むことにしてチーとノンタは先に行った。

休んでから、地図でArt Museum を探すと、似たようなビルが3つもあることに気がついた。 いったいどこに行けばいいのか! あわててインフォーメーションに行くともうそこは閉まっていた。そばにいたガードマンに聞く。
"Could you tell me which museum has the Independence Statement? " しかし、ブツブツいう割には役に立たなかった。もう時間もないから、タクシーに乗ろう。運転手に聞く。が、逆にどこに行きたいのか、聞かれてしまう。しょうがないから、Independent Statement を探しに行った2人を探している事情を説明し、運転手の意見を聞いた。大きなNational Gallery of Art は、西と東の二つのビルがあるが比較的新しい展示品なので、古い資料ならArt & Industrial の方だろうと、言われるままに従った。

なんとこのカンは的中した。入り口の階段に座っている二人を発見したのだった。いったん、通り過ぎたが、運転手が驚かしてやろうと、バックしてくれた。
「よーっ! 見つかった?」 「あれー? タクシー? それがなかったんだよ。在る場所の住所は調べてもらったんだけれど。」
"They found it?"
"No, they couldn't. But they got an address. "
"Let me see. Oh, I know where it is. Would you like to go?"
「運転手が連れてってくれるって! 何時まで開いている?」
「6時半」
「じゃあ、行っちゃえ」
ということで、無事に再開を果たした6人は、一路Georgetownに、Declaration of Independence を求めて出発したのだった。