温泉
温泉に行った。温泉は3年半前のスキー以来である。今回はジジババと1泊だけ、総勢8人の小旅行だ。
かおは皮膚が弱く、前回は温泉につかった途端アトピーがひどくなった。だから、それ以降せっかく温泉に行ったというのに、部屋のシャワーばかりを浴びていたのだ。8才にもなると、アトピー自体がだいぶ軽くなっているので、今日は目いっぱい温泉につかろう。
まず、がきんちょは「裸で歩くのやだ」という。脱衣所から湯船に行くまでのわずかの間なのだけれど。なんとか言いくるめてお風呂に入ってもシャワーの調節だとか、シャンプーの加減など、私自身の事までなかなか行かない。いつもはしょうがないけれど、たまの温泉くらいのんびりしたい。「誰か、とーちゃんとお風呂に行きませんか?」といっても「男の風呂には入れない」のだそうだ。こういう時女ばかり4人というのが裏目に出るのだ。やっとのことで洗い終わって、湯船に行くところまでこぎ着けた。
それにしても、温泉ってどうして熱いのだ?子供には熱すぎて入ってられないのよ。それに4ー5才と6ー7才と思しき男の子が母親につれられて入ってくると、がきんちょは「男といっしょはやだ」という。かおは結局その男の子たちのいた「露天風呂」には入れなかった。母もつきあって入れなかったのよ!
温泉でのんびりする日はいつか私にもやってくるのだろうか?日頃のアカを落とせぬまま、「下山祝い」と称して「日本の中華」を食べにいった。これでヨシとしよう。