ハミルトン
ぐっすり眠るはずの2日目の朝は、間違って昨日のタイマーが働いてしまい、再び5時にたたき起こされた。トロントに日本語のラジオ放送があったような気がしたので、何げなく短波ラジオを持ってきたのがまずかった。昨日の設定を消してなかったのであった。
もちろんがきんちょはびくともしない。せっかく起きたのだから、予定を立てようと思い、ガイド・ブックと昨日集まったパンフレットを読みはじめた。安くて、疲れないで、楽しいコースはどこだ?
いろいろ考えているとボツボツがきんちょも起きてきて、おなかがすいた、とい言いはじめた。健康な奴らである。テレビを見れば、セーラー・ムーンのコマーシャルを見て大騒ぎ。サウスカロライナではやってないのに、トロントでは放送しているようだ。朝10時から見たいとパニックに。
朝食をとり、支度をしてナイヤガラの滝に行こうとホテルのロビーから出たとき、外はどしゃ降りだった。テレビの天気予報を信じ切っていたのが馬鹿だった。やはり窓から確認するべきだった。予定は変更だ。プール・コールが沸き上がる。冗談じゃあない!
雨の中でも大丈夫なもの、それは車で1時間ちょっと離れたハミルトンにあるアフリカン・ライオン・サファリしかない。車に乗ったまま動物が住んでいる所を通過するのだ。日本でもよくあるやつだ。こんなにどしゃ降りでは動物は雨宿りして見えないのではないかという不安もあったが決行した。
正解だった。天気も後半持ち直し、猿が車の屋根に乗ったり、キリンが車をまたぎそうにそうになったり、象のBathingをみたり、船からラクダを見たり、Rail Way から鹿をみたりした。エレファント・ライドが1人4ドルでたった1分。いい商売だ。
私は山羊の餌を買う時にどれがカナダ・クォータか迷っている隙に、山羊の泥とうんこまみれの前足でTシャツをだいぶよごされた。くそー!