$100が$180に
最初のAT&Tのカスタマー・リテイン作戦から二日後、またまたAT&Tから電話があった。今度はおばさんからだ。2、3日前もAT&Tから電話があったので事情を説明したというのに、何かサービスに問題があったのかと聞いてくる。これはマニュアル通りなのであろう。
仕方なくコーリング・カードで日本に電話をしたら高かったからMCIに移ったと同じ事を言うと、特別に26セントにするという。あれっ、この間は25セントと言われたような気がする。さらに月$30ドルのクレジットを6ヶ月間くれるという。月$25で4ヶ月が$30で6ヶ月になった!
ここまでくると、内心悩む。しかし、今日MCIの請求書に間違いがあったのでその訂正をきちんと確認するには次のMCIの請求書がくるまで待って欲しいし、今AT&Tに戻ってしまうと長距離会社変更手数料の5ドルのクーポンも使えなくなってしまう。26セントといってもコーリング・カードでかける時には高いのだ。でも高くても$180にはならないだろうし、これはどっちが得か難しくなってきた。まだ、MCIのコーリング・カードを使ってないからDeltaの1000ポイントのボーナスも貰えないし、切り替え時に貰える5000ポイントだって、Accountに反映されるのに数週間かかるから、キャンセルされてしまうかも知れない。でも、$180ドルは大きい。この間買ったディスクがタダになる。
おばさんは言った、
「AT&Tのこのサービスをtryしてみてください。30日間のマネーバックを保証しますから」。このtryという単語にひらめいた。これはスキありだ!
「今MCIをtryしているところなんです。各社レートのsystemが全然違うから、どこが一番いいのかtryしているんです。2、3ヶ月したらまた電話ください。」
「3ヶ月も待てません。Marchでどうですか? いつMCIから請求書が来ましたか?」
「今日です。じゃあ、1ヶ月後でどうですか?」
「いいでしょう。1ヶ月したら電話します。覚えていてください。」
よし、次に電話がきて$180より大ならば、AT&Tに戻そう。そうすると次はMCIからどういうカスタマー・リテインのキャンペーンがくるのか楽しみだ。