1975年11月に発売の「SLさようなら」記念切符
この他、1975年10月にはC5757、1976年2月には39679の記念切符が発売された
 
【裏面】
 D51形は、わが国の標準形貨物機関車として1形式としては最大量(ママ)数の機関車で総
数1,115両を数え、全国に配置されていました。昭和11年から20年にかけて製作され、
形態は三つに分類できます。第1次はナメクジ形と称し、煙突、給水加熱器、砂箱、
蒸気溜が一体となった半流線形(95両)、第2次は量産に適した普通形(859両)、第3次
は資材、工数を極度に節約した戦時形の一群(161両)です。
 普通形では、機関車重量97.77トン、全長19.73メートル、動輪直径1,4メートルとなっています。
 表のD51603号機は、昭和16年2月23日山口県日立笠戸工場で新製され、宇都宮、高
崎、岡山等の各機関区に所属し、昭和39年1月12日北海道の滝川機関区に配属された
もので、昭和50年9月苗穂工場入場までに2,377,426キロメートルを走行し、定期修繕の全国最
終機関車として10月3日苗穂工場を出場しましたが、近くこの勇姿も見られなくなり
ます。
1975.11 北海道総局


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