Someting in the water 〜魚信〜

2001年6月29日版
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★暑いっすね〜
急に暑くなりました。すっかり夏という陽気の関東地方ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?梅雨時の釣行は、雨に打たれて次第に戦意喪失してしまうなんてことがよくありますね。でも、雨の日はよく釣れるというのはよく聞く話ですね。その根拠、なんですが、これも諸説あるのですが、私が思うに
・天気が悪いので釣り人、釣り舟ともに少ない
・空が暗い→海が暗い、ので魚の警戒心が和らぐ
てな感じでしょうか。なので、これからの時期は晴れで魚より釣り人が多いなんて状況よりも、多少(やっぱり土砂降りはイヤよね^^;)雨が降っている日にあたったら、それはラッキーと思った方がいいかもしれません。

★い組も好調
さて、先週末は「い組」のOLMが日立で開催され、参加メンバーは夜スルメイカ釣りを堪能してきたようです。今年は昼夜問わずスルメイカが各地で良く、これもお勧めの釣りモノです。
では、北から順に見ていきましょう。

★常陸方面の夜スルメ
水深50m程度のごく浅い場所を釣るようで、場所も結構近いようです。もちろん群れが浮いてくればごく浅いタナでも乗ってきます。ただ、この地の釣り船はかなり混雑するのが難点。遠いようですが、常磐道に乗ってしまえば1時間ほど、それにICから港も近く、また大型船が多いせいもあるでしょう。出来れば平日釣行がお勧めです。い組OLMは日立港の日立丸で行われました。

★外房〜南房総のスルメ
これは昼釣りです。錘150号でアジ・サバのサビキ釣りや根魚釣りとのリレーも多く、道具も共通で使えます。毎日スルメの船を出している船宿は少ないようなので、新聞やネットでよくチェックして船宿を探しましょう。この地のイカは基本大流し。投入器はなくても何とかなります(この地船宿にはまずありません)。釣り場は港の真沖、と言っても1時間くらい走ることが多いでしょう。宏昌丸など。

★東京湾。
こちらのイカもだいぶ大きくなってきたようです。ややムラもありますが、まずまずの釣果。群れを追いかけて、見つけたら即投入、ということが多いので投入器は必須です(たいていは船宿に常備されています)。やはり休日は船も人も多く、どうしても割当が少なくなるようです。釣り場は剣崎沖や城ヶ島周りなど湾口部に点在します。現在は100m前後の水深の場所を狙っているようです。船宿はたくさんありますが、新清丸などいかがでしょう。

★相模湾。
基本的には東京湾と同じ。釣り場も長井沖、葉山、江ノ島、烏帽子岩、二宮沖、初島沖と、これまた多岐に渡ります。逆に選択肢が多いせいか、1日走り回って終わってしまうこともありがちです。船宿は、イカなら長井港、長井港なら儀兵衛丸

★南伊豆。
情報が少なくて何ともいえないのですが、おそらく釣れているでしょう。石廊崎沖が中心になるのですが、注意すべきはこの場所のスルメイカは土曜日は協定で釣りが出来ないそうです。他にイサキやマダイ、メダイなど魅力的な釣りモノが多いせいか、スルメ専門乗合を探すのには一苦労すると思いますが、場所まで行ければまず釣果は保証されていると思って良いでしょう。錘150号でタナ100〜200mの深場を狙います。

★駿河湾
石花海と御前崎沖、金洲が主な釣り場です。ここも石廊崎同様、釣果に恵まれることが多いところですが、やはり専門乗合を出しているところが少ないのが難点。水深は石廊崎と同じく100〜200m。ダブルカンナがこの地の標準ですが、乗り渋りの時などはシングルカンナの方が乗りが良いです。
また、西伊豆地区のスルメイカも今年は絶好調。今だにトップは束超えを記録する日も多いのですが、ハズレる日も希にあるようです。ただ、イカがいれば、ツノに乗らずとも、餌巻きスッテに反応する場合も多いので、この仕掛けは必ず持参しましょう。小林丸は周年イカ専門です。


実は東京湾、相模湾のスルメ乗合には乗ったことがない私。スルメは落とし込みで仕掛けが止められるくらいでなければ釣りでない、とも実は思っています。もし、お金や時間に余裕があって、スルメ爆釣を体験したいのであれば、御前崎や石廊崎に釣行されることをお勧めします。
それでは今日はこのへんで。

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