初日まずまず、三宅島遠征

行って来ました、この島に


  1. 日時:2005年11月19日(土)
  2. 場所:三宅島
  3. 参加メンバー:鯛介、球磨さん、熊ちゃん、他
  4. 時間:午前7時00分〜午後3時00分頃
  5. 潮時:中潮


釣行記

「三宅島はパラダイスだ!」とは球磨さん。アオダイに良型マダイと良い思いを10月にしたそうだ。そして、その球磨さんから「三宅に行こう」のお誘いがあったのは10月末。ちょうど予定の入っていない週末だったので、嫁さんに許可もらってOKした。

前週の釣りの際に球磨さんに道具一式を預け、当日は会社から竹芝桟橋に直行。20時半に桟橋に到着。ほどなく球磨さんと合流。株主優待券で特2等船室を購入。さらに売店でガスマスクを購入。

しばらくして、本日同行の潮風氏と熊ちゃん、その友人さんと合流。しばしロビーでビール片手に歓談。あっという間に時間が経って22時過ぎに乗船。今日は三宅島に植林するボランティアの中高生がいっぱい乗っている以外はほとんど釣りオヤジ。我々もその仲間ではあるが・・・。

船室(ベッド)は全室指定席。私は入り口近くの下段のベッド。遠征船のベッド一回り大きいくらいのスペースで、遠征に行くぞ、の雰囲気出ている。

そういうしているうちに22時半に出港。しばらくすると船内のレストランが開店。そこで宴会となった。偶然乗り合わせたOさん達を交えて釣り談義に花が咲き、少し飲みすぎて23時半にお開きとなった。

ベッドに戻って横になるが、酔っ払っている割にはなかなか寝付けない。途中、起き出してデッキに出ると、はるか向こうにうっすらと浮かぶ大島や新島がすごく幻想的に写った。

●島に到着
結局あまり寝付けないままに4時半に三宅島に到着。結構うねりがあるようで、着岸した船が大きく揺れている。荷物が船から降ろされ、船長と合流。それを受け取って本日お世話になる民宿へ。

船長を交えて朝食。朝から結構豪華な食事をゆっくりと頂く。「凪はだんだんよくなるので焦ってもしょうがねぇよ」と汐風氏。それでもぼちぼちと7時頃に弁当もって港へ。途中、スーパーに寄って飲み物とか御菓子とかと購入。港へ。

船は少人数の仕立てにはちょうど良い感じの大きさ。私は左舷トモ、球磨さんが右舷トモ、左舷胴の間に熊ちゃん、右舷ミヨシに汐風氏、左舷ミヨシが友人さんという割り当てで7時半頃出船。港にいることから「ちょっと風があるかな」と感じていたが、港口を出ると結構うねりが高いことに気づく。

三本岳が向こうに見ながら港を出て船は左へゆっくりとウネリをかわしながら進む。マトモにウネリを食らうと結構怖いくらいだ。

●いきなり入れ食い
20分ほど走ってまずは五目でスタート。タナ35m〜40m、釣り方はまずはオーソドックスな遠征五目スタイルで始めて見る。コマセが効き始めるとウメイロが入れ食いに。このウメイロ、銭洲を含む最近の島周り遠征では滅多に見ることが出来なくなった良型で35〜40センチ級で大きいのはキロオーバー。なので、引きは強烈でなかなか楽しめる。特に青と白のウイリーに食いが良い。



ウメイロに混じって良型ムロとサバ。これは餌用に適当にキープしておく。時折潮周りをしながら、魚の食いの良い状態は続いた。そんな中、熊ちゃんが強烈なアタリでマダイ3kg級と6kg級をゲット。シマアジか?と見せかけてナンヨウカイワリも船中数枚。左舷ミヨシでは2kg級のシマアジのバラシもあった。

モンガラが時折餌取りで邪魔をする。なので、この地でのコマセ釣りはウイリーなどの疑似餌が良いそうだ。

しばらくすると食いが落ち、モロコやカンパチを狙う人も出てきて、いつの間にかコマセ釣りをやっているのは船中私だけ。さすがに私も飽きてきて別の釣りをやったりもしたが準備不足もあり苦戦。ウメイロの喰いも落ちてきたので船長は大きく移動。今度はヒメダイ狙い。

●反対側へ
この場所は、前回球磨さんが大型ヒメダイを爆釣した場所とのことで期待したが、そのときとは潮向きが逆。指示だなは最初「底から2m」というところから始まり、だんだんと落ちていく流し方。1時間ほど粘ったが、残念ながらヒメダイ不発。

このあたりからムロアジの身餌での釣りをやってみると、しばらくして良いアタリがあり、大型のメイチダイをゲット。2.5kgのこの大きさはもしかしたら記録ものか?

時々ウイリー仕掛けにしてコマセてみたりすると、40センチのイサキ太ったイサキを追加出来た。非常に旨そう。



船長はメジナ狙いを告げて、移動すると、やや小振りのメジナがポツリポツリと喰うが、何故か私には来ず、ウメイロとムロ、サバばかり。
こんな感じで初日の釣りは推移し、15時に終了。大ウネリと火山ガスの匂いに翻弄されながらの帰港となった。



民宿に戻って、道具を洗ったあと、17時頃から夕食。汐風氏提供のメジナの刺身とムロのタタキと焼酎で宴会。伊豆諸島の釣りや漁業に関するいろんな興味深い話が聞けて楽しい時間はあっという間に過ぎていく。この宴会も19時過ぎに終了。飲み直すのか、と思ったがみんなお疲れのようでそのまま就寝となった。

<1日目の釣果>
ウメイロ30〜42センチ20尾
イサキ 40センチ1尾
メイチダイ 2.5kg1尾
ムロ、サバ、多数
他、28センチ 1尾


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