白子はゲット、平潟沖マダラ
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厳しかった・・・
- 日時:2005年10月22日(土)
- 場所:平潟沖
- 参加メンバー:鯛介、塩じぃ
- 時間:午前6時30分〜午後1時00分頃(実釣)
- 潮時:中潮
釣行記
[船宿] 平潟港 第三隆栄丸
[釣り座] 左舷トモ2番(乗船13名)
[道具] 竿 ディープクルーザー300W、
リール CX-4HP、
ライン PE8号 800m
[仕掛け]
ムツ針22号5本針、ハリス12号50ヒロ、幹糸20号1.2m、タコベイト、
中錘80号、錘350号
[出発時間] 自宅 2時00分
[港到着時間] 3時30分
[出船時間] 4時30分
[帰港時間] 15時00分
[餌] イカ短、サンマ(持参)
[乗船料] 20000円(氷、イカ短餌付き)新鮮な本物の白子は年に一度くらいは食したい。ということで今回は塩じぃを誘って平潟からマダラ釣りに出た。
当日は満船乗船。出船確認時には「船に乗らないで待っててね」との女将さんの言葉であったが、3時に港に到着すると常連とおぼしき人たちが船のロープを操作して船を寄せて勝手に釣り座を決めて右舷トモに荷物を積み込んでいる。他の常連さんからも「乗るなって言われているから」という言葉も無視。船宿の人がみな「良い人」だとこのような傍若無人な常連がはびこることがある。この船もか・・・と朝からちょっとイヤな気分になった。
4時になり女将さんがやってきて釣り座を仕切る。我々2名は左舷トモから3番、4番、ということであったが、2番を指定された常連さんが、指示を無視して胴の間に釣り座を設定。結局我々はトモ2、3番になった。ずいぶんと勝手な人が乗っているものだな、と半ば呆れてしまった・・・。
4時半に出船。後部キャビンで仮眠しつつ釣り座到着を待つ。6時過ぎになり目が覚める。そろそろかな、ということとウネリにより船の揺れが大きく少し船酔い気味なったこともありキャビンを出てカッパを着てトモ側で待機。途中船長がやってきて「北に2時間くらい走るからもう20分くらい」。一番とおりポイントまで行くようだ。
6時半過ぎに船がスローダウン。皆の準備が整ったところで水深250mほどの場所で開始となった。着底後も道糸は真直ぐに落ちていることから、あまり潮が流れていないことが分かる。
塩じぃにいきなり良いアタリがあり、4kg級の♂をゲット。船中1号である。が、この後は続かず、船中ポツリポツリとタラが釣れる程度で非常に渋い状況が続く。
9時頃、やっと私の竿にも本命らしきアタリ。が、20mほど巻き上げたところで竿先の生体反応がなくなるバラシ・・・。
その後、仕掛けを落としている途中で縒り取りリングの上3mあたりで高切れする事態が発生。トモの人もやられており、どうもサメらしい、とのこと。しかしその流しで塩じぃの仕掛けに切れた私の仕掛け絡んでおり、塩じぃには迷惑を掛けながらも、結構値の張るパーツ類は回収出来た。
船中ボウズが減っていく中、私は相変わらずボウズ。助手の若船長がやってきて「竿が柔らかいから餌の踊りが悪いかも」ということで、仕掛けをコンパクト(幹、ハリスとも10センチほどカット)にしてもらったが・・・結果は伴わず。
胴の間の常連さんはコンスタントに2〜3kg級を上げている。着底、巻き上げのタイミングでよく当たるようだ。ミヨシ寄りも時折あたっているようだが、左舷トモ寄りはアタリが出ない。イカ肝餌や、鰯餌もダメ。
見かねた船長が操舵室から出てきて餌付けと捨て糸の調整(10センチほどカット)をやってくれた。餌もイカ短を含めて全て新しいものに。それが功を奏したのか11時半、やっとアタリが出て慎重に巻き上げ。3kg級の♂をゲット。私もほっとしたが、船長が一番ほっとしたかもしれない。
仕掛け投入時、後から投入する人たちの仕掛けから外れてしまったサンマの切り身が目の前を流れていく。これをよく見ると、私が付けているものよりだいぶ小さく、三枚下ろしの切り身の縦半割をさらに横に半割したくらいの大きさである。もしかしたら餌の大きさが釣果を左右する要素の可能性もありそうだ、と思い、ここからは餌の長さを10センチ程度と小さめに付けてみる。そして常連さんがそうしているように、中錘も付けてみた。きっと仕掛けの踊りが違うはずだ。
すると、12時頃に良いアタリが訪れて4kg級♀を追加。何とかお土産を作って13時に終了となった。
<釣果>
マダラ 2尾(3.2kg、4.3kg)
2時間ほどで帰港。トップは6、7本釣った胴の間の常連さんらしい。
今日は苦戦してしまったマダラ釣り。竿の硬軟に仕掛けのスペック、餌の大きさとこの釣りの肝がだいぶ見えてきた。
さて、帰りは塩じぃに家に寄ってもらい、にゃおちゃんも招待してのタラ鍋パーティーを開催。塩じぃが提供してくれた4kg級のオスの白子を堪能した。
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