乗り渋り、那珂湊沖夜スルメ

なんとか・・・


  1. 日時:2005年7月16日(土)
  2. 場所:那珂湊沖
  3. 参加メンバー:鯛介、球磨吾郎さん、にゃおちゃん
  4. 時間:午後7時00分〜午後12時00分頃(実釣)
  5. 潮時:若


釣行記

[船宿] 那珂湊港 大内丸
[釣り座] 左舷ミヨシ(乗船10名)
[道具] 竿 RYOBI コマセシャクリ竿2.1m
    リール 電動丸3000XH
    ライン PE6号 300m
[仕掛け]
    市販品:幹5号、ハリス3号、5〜7本ヅノ、カラフル角、ウキスッテ
    錘60号
[港到着時間] 5時00分
[出船時間] 午後5時30分
[帰港時間] 午前1時00分
[乗船料] 10000円(氷付き)
[関連スケジュール]大洗沖カレイ釣りとのダブルヘッダ

さて、カレイ釣りのあとは場所を那珂湊に移して夜スルメ。まずは那珂湊のお魚センター付近の食堂で遅めの昼ご飯(中ジョッキ付き)。その後、船で球磨吾郎さんの取材写真のモデルになったり、手釣りの仰々しい道具を持ち込んでいるおじさんと歓談したりのんびり準備しているうちに出船の17時半を迎えて河岸払い。

「雷雲が近づいて来た。日立のあたりにいる」との情報。雷接近の際には撤収となるのが船釣りの常だが、出船したということは雷雲は釣り場とは異なる方向に移動しつつあるのであろうか。

座席に横になってナギの海を滑るように進む船の心地よい揺れにウトウトしていると30分ほどで船はスローダウン。しばらくすると180度回頭してゆっくりと港に戻り始めた。日立方面には稲妻と雷鳴。「雷をやりすごしてから釣り場に向かう」とのこと。

30分ほど那珂湊の沖で待機していたが、ちょうど辺りが暗くなって来たころ、船は日立方面に速度を上げて走り始めた。雷雲は去ったようだ。20分ほど走ったところでパラシュートアンカーが入り、集魚灯が灯り、「30mより上でやってください」という合図で開始となった。

まだ辺りは薄明るく、すぐに乗りが良くなるとは思えないので、しばらくは電動シャクリと、ドラグゆるゆる落とし込みの省エネ釣法で様子を見る。試しに錘を底まで落としてみると水深は40mほど。かなり浅い。

しばらくすると微かなアタリを捕らえたにゃおちゃんが極小スルメをゲット。ぽつ〜ん、ぽつ〜んとイカが上がり始めた。私は時折手持ちでシャクリをするも、2時間ほど型見ず。周りはポツリポツリと上がり始まる。気が付けば、にゃおちゃん3バイ。私のバケツはまだ空なので焦る。プラヅノから浮スッテに仕掛けも交換。



球磨吾郎さんのウキスッテに、マルイカらしき足が付いていたそうだ。アカイカ(マルイカ)も混じるとも聞いているので、これが釣れると嬉しい。

ミヨシの直結手釣りの人が単発ならがよく上げている。これをまねて電動単純スロー巻き。これが当たりでアタリが出始めた。ランプ直下、またはその下によく乗る。タナはマチマチだが、20mまで落として10m〜5mほどで乗る、という感じ。

海面はトビウオや鰯の回遊が始まり、イカの群れの姿も見える。外海の夜イカ釣りならではの幻想的な風景ににゃおちゃんも感動している。「イカが見えるときはダメなんだよな」と船宿の人。そういえば、戸田の夜ヤリの時も船長にそう言われたっけ。見えるイカは乗らないのだ。なので、今日もイカは浮いてきているものの、乗りは良くない状況が続いているのだ。



そんな感じでなんとか23時半までに18ハイ。このころにハロゲンの集魚灯を消灯、照度が落ちる。これを境に海面のイカが潜ると、タナ5mで待っているとアタリが出る。ポツポツと追加。にゃおちゃんも入れ乗りで楽しそう。

まだまだイカは釣れそうだったが、24時に終了となった。

<釣果>
スルメイカ 胴長15〜22センチ 22ハイ

30分ほどで帰港。港でお茶を頂いて帰途につく。朝から耐久釣りのため、帰りの車の中では意識を失ってしまったが、2時頃には球磨吾郎さんの運転で無事帰宅出来た。

久しぶりの夜スルメだったが、やはりなかなか爆釣の日に当たらないものだ。でも、お土産には十分な量であるし、義父が作ってくれた印籠煮は、このサイズならではの格別な旨さであった。


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