状況よく好調、洲崎沖夜クロムツ
- 日時：２００３年１１月８日（土）
- 場所：洲崎沖
- 参加メンバー：鯛介、熊ちゃん、西さん、ミツさん、アリさん
- 時間：午後５時００分〜午後９時００分頃（実釣）
- 潮時：大潮
釣行記
釣行記
●席取りは１３時間前
金谷を後にして、保田の番屋食堂にて昼食を済ませ、今度は勝山港へ。港到着は１４時半頃。座席は１３時間前に確保済み。今回同船の西さんは既に到着していたので挨拶。周りを見ると、どこかで見た顔が・・・。同じＭＬの上川路さんも今日偶然乗船とのことでご挨拶。更に右舷トモに方は、林先生のお知り合い（患者さん）とのことで、「今日はほとんど知り合いなのかしら」と女将さん。今日は予約人数１３名で、満船には足りず。ここのところ好調の夜キンメに人が流れたのであろうか。
ほどなくミツさんも到着。座席はくじ引きの結果、右舷ミヨシから上甲、西さん、熊ちゃん。左舷ミヨシからアリさん、ミツさんとなった。上川路さんは右舷胴の間。右舷７名左舷６名乗船で、定刻の１６時に出船となった。
●ベタベタの凪ぎ
結局南西風はあれから強くならず、逆に弱くなり、ベタ凪ぎの湖のような海面を船は一路洲崎沖へ。いつもはキャビンに下がるのだが、今日はこんな凪ぎなので、釣り座に寝そべって仮眠。４０分ほどで洲崎南西沖に到着。夕日がだいぶ水平線に近づいてきている。そして、しばらく反応を探ったのち、まずは１００ｍダチで開始となった。
今回のタックルは、銭洲スペシャルIIに電動丸３０００ＸＨにＰＥ６号３００ｍ。ヨリ取り用の小型連結サルカンを介して、幹糸１０号、１．２ｍ間隔に枝ス８号５０センチ。針はムツ（銀）１７号４本針を使用した。枝スはヨリトリビーズにて出す。餌はサバの短冊が船宿支給（今日のイカ船で上がったものらしい）。
●１投目から本命
するすると錘が落下し着底。潮の流れは良い感じで、オマツリの心配はなさそうだ。すると１投目からガツガツというムツのアタリが出る。ほとんど全員に当たったようだが、残念ながら右舷３人は全員バラシ。左舷のアリさん、ミツさんは無事本命をゲット。
２投目で私も無事本命。「当たったら、最高速で上げて！」という船長の指示はサメを心配してのこと。この後は仕掛けを落として、誘いを入れれば、入れ食いとまではいかないが、ボツボツと喰ってくる状態が続く。
●アジも
熊ちゃんは何故か大アジがよく喰ってくる様子。確かにアジも結構混じるが、高速巻き上げのため、かなりの確率でバレてしまうようだ。あとはサバが時折回ってきては２点、３点掛けで掛かってくる。このサバは、バケツに入れておけば、中乗りさんが見事な身餌にさばいてくれるのでありがたい。
●今日は底
日も落ちて辺りは暗くなったが、新月周りのため、月明かりがあり結構明るい。ムツの喰いは相変わらず良く、アタリが遠のくと、船長は潮周りをする。以前は「良型は上のタナ」であったが、今日のアタるタナは低め。底を５０センチから１ｍ切る程度で、一番下の針に喰ってくることが多かった。上のタナでもアタるのであるが、型は小さめが多い。
（萬栄丸HPより）
また、そんな状況のせいか、タナの取り直しなどの落とし込みで喰うことが多い。その日の潮具合や、もしかしたら、月明かりの具合で魚の食いダナが異なってくるのであろう。ということで、底中心に狙いを定めると４０センチ級の良型ばかりが喰ってくる。アリさんによれば「先週に比べ、今日は型が良い」とのこと。
ハリスが切られることも何度か。どうやらその正体はスミヤキ。脂があって結構旨いということで１尾はクーラーへ。持ち帰り一夜干しにしてみたら結構旨かった。
●油断するとサメ
餌は他にイワシやワカサギ、イカを持参したが、イワシ、ワカサギには喰わず、サバとイカ短ばかりに喰ってくるのは前回と同じ。どんどん喰ってくるような状態ではないので、２点掛けは１度だけ。周りにサメ被害もなさそうなので、試しにダブルで掛かったであろう時に中速で巻き上げると、途中でグインと竿先が曲がって戻る。やはり活性は低いながらサメは回っている様子。錘まで取られてしまった。
１９時頃になると、南西風がだんだんと強くなってきた。同時に潮も２枚気味となり、投入に気を遣うようになった。それでも、釣りに支障が出るほどではない。
●アクシデント
左舷でなにやら騒ぎが。見るとアリさんが針を腕に刺して四苦八苦している。ペンチを貸してあげるとしばらくして、何とか針を貫通させて抜くことに成功し、釣りに復帰。錘を投げて投入したところ、腕に引っかかって、錘だけ切れて飛んでいったそうだ。不思議と痛みもなかったとのこと。話を聞いている方が痛くなってしまった。
●デッドヒート？
時間はあっという間に経ち８時半過ぎ。釣果を聞くとアリさん２５。この時点で私は私２３尾。その直後に良い引きで良型ダブルを達成し、これで同点。ここで潮周り。「これで最後の流し」のアナウンスを聞いて投入。すると、今日初めて逆舷（アリさん）とオマツリ。結構ひどくオマツリしたが、何とか修復して再投入。何度かアタリが出たが、何故か針掛かりせず。餌を付け替えて再投入。しかしこれもバラし。その間にアリさんは２尾を上げて２７尾で終了の２１時を迎えた。
＜釣果＞
クロムツ ３０〜４２センチ ２５尾
マアジ ３７センチ １尾
他、サバ、スミヤキ
帰りは追い波なので、船は揺れず、トモの方に下がってごろ寝。４０分ほどで帰港。帰りはみんなでお決まりの金谷のガストで反省会の後、解散。皆、２０尾程度の良型の本命をゲット出来たようで、大成功のミニＯＬＭ？となった。
帰りは、私、アリさんとも睡魔に勝てず・・・。熊ちゃんに市川ＰＡまでがんばって頂き、その後は運転を交代して１時半頃に帰宅。熊ちゃん、アリさん、お世話になりました。
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