1日早かった?神子元沖ワラサ

朝一番の大船団


  1. 日時:2001年9月29日(土)
  2. 場所:神子元島沖(横根)
  3. 参加メンバー:鯛介
  4. 時間:午前6時00分〜午後12時30分頃
  5. 潮時:中潮


釣行記

今年は盛況の神子元沖ワラサ。前回はフィーバーの時に突っ込みながらも今ひとつ波に乗れず3本に終わってしまった。その後次の大潮回りから横根で釣れ始め、ムラありながらもワラサは釣れ続いていた。

●大潮1日前
今回も釣りモノにはいろいろ迷ったが、潮の流れが今ひとつで一旦は沈みこんだものの、27日から再浮上の気配のある神子元のワラサに決めた。30日から大潮だし、そろそろまた爆釣が始まる「はず」なのである。

●船はガラガラ
今回は戸田・ふじ丸から出船することにした。戸田からは遠征ということもあり集合は3時。12時過ぎに東京を出発し、途中でコマセと付け餌の予備を購入して2時半20分に戸田の港に到着。船着場にはクーラーが2個置かれていたので、その横に私のクーラーを置いて車中でしばし仮眠。3時になると親父船長が軽トラに乗って現れた。「もうすぐ船が来るよ」とのこと。ほどなく真一船長操船の大型船が着岸。3名のグループが右舷に入り、私は左舷ミヨシ、トモにはもう1名のおじさんの合計5名乗船。実は昨日の金曜日はワラサの模様が著しく悪くなっていたので、それで追加の予約はあまり入らなかったのではないか。きっと今日から食うはずなのに・・・(とこのときはほのかな期待を持っていた)。

各自準備が整ったところで3時半に出船。「揺れるからキャビンに入っていて。後ろの部屋の方がいいよ」ということで、5名全員が後部キャビンのベッドで仮眠しつつ釣り場到着を待つこととなった。海は最初はナギであったが、途中から揺れ始める。今日は東風が強い予報で石廊崎を回ったあたりから向かい風の航行となったのであろう。

●東の強風
5時40分頃、釣り場に到着。キャビンを出て支度開始する。風が相当強いが海は思ったほど悪くはない。なんとかよろけながらもカッパを着て釣り座についてタックルのセッティングを開始する。

今回のタックルは、UglyStick12LBSに電動丸3000XH。サニービシビッグ100号。クッション3mm径1mに、ハリス8号4ヒロ、ヒラマサ針13号とした。これで朝から食いがよければハリスは10号、12号とアップしていく算段だ。

コマセも詰めて準備万端。そして6時になり指示ダナ56mで開始となった。気合を入れてコマセを振るもノーシグナル。僚船も静かである。

●まずは船中1尾目
7時頃、僚船でもやりとりしている人がポツポツ見え始めた。すると、「タナから上にシャクればいいですか?」と聞いてきた、この地の釣りは初めてそうなトモのおじさんにヒット。ウイリーシャクリ用の竿のような先調子の竿で、見ていてハラハラしたが何とか3kg級のワラサをゲット。釣り方教えた直後だっただけに複雑な心境だ。

●潮下?
潮は後ろから前へ流れている。ミヨシ側は有利なはずだが、そもそもあまり船動かない様子。なので1回の流しが長い。いわゆる潮が行かない状況である。

●渋・・・
流し初めからだんだんと横根から遠ざかっていく流し方で、浅いところで指示ダナ45mから流し始める。船団の中、外、沖側、岸側、といろんなところを流してくれるがどうにも不調。ハリスを6号5ヒロ→6ヒロ。5号6ヒロと徐々に落として行くもダメ。ビシを底まで落としてみるとタナは底から10m程度らしく、5号であればあわよくばマダイも狙えるかも?とこの5号でしばらく続けてみることにする。竿もキャロナックスラッシュ50−330にチェンジし置き竿主体の作戦に出る。

すると、8時イ頃に魚の感触があり25センチ程度 のイサキをゲット。何とか完ボは逃れた。そしてこの後も重い沈黙が続いた。


●潮変わり
10時半頃のこと、「ちょっと潮が変わってきたかなぁ」と船長。潮変わりを迎えたらしい。左舷から右舷に流れる潮になった。潮変わりに魚が食うことはよく知られていること。やはり、僚船でやりとりしている人が見えはじめてきた。ハリスも5号から6号にアップし、気合いを入れてコマせる。すると竿先がガクンと突っ込み。「来た!」と合わせwをくれてやる。が、あのワラサの感触はない。しまった、すっぽ抜けたか?が、リールを巻くと微かに魚の感触。そのまま巻き上げると赤い魚。でも赤すぎる。これは巨大なオジサンでがっくり。



●広根では
神子元西沖へ移動していく船が数隻見える。あとで分かったが、あれはヒロ根に向かった船。この船達の中には船中30本くらい釣った船もいたらしい。

●空しく・・・
気が付けば12時。もう最後である。コマセも十分余っているので気合いでコマせるも結局徒労に終わり、12時20分頃終了となった。

<釣果>
イサキ 25センチ 1尾
オジサン 30センチ 1尾

餌用のクーラーに魚は押し込めて、50Lクーラーは空のまま14時20分に帰港。なぜだかガラガラの東名をひた走り、17時半には帰宅した。

僚船情報では5号ハリスで結構喰ったのこと。あのまま5号で粘るのが正解だったか。またポイント狭いようで、時合いにそのポイント上にいた船が少しは釣果を上げていたようだ。

次の日はヒロ根でワラサが爆釣。横根もポツポツ。そして10月1日、2日はシケで僚船少なく爆発だったようだ。やはり大潮周りの1〜2日目あたりがねらい目なのであろうか。


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