良型は釣れず、小湊沖マダイ
一見大漁?
- 日時:2001年9月24日(祝)
- 場所:小湊沖
- 参加メンバー:鯛介
- 時間:午前5時00分〜午前11時30分頃
- 潮時:小潮
釣行記
鯛丸屋リベンジ、この言葉を何回書いたことであろうか。確かに鯛丸屋の小湊沖のマダイ釣りは、大型は出るのだが、数は出ない。1日やって大型マダイらしきアタリは船中1度くらい。確かに博打の要素は大きい。とりあえずは通ってその確率を上げることが近道かと思い、今回も懲りずに鯛丸屋のマダイに挑戦することにした。
予約を入れると「4時半集合」とのこと。マダイ釣りの前にお土産用にサビキアジ釣りをやるのが最近の小湊船らしい。
やや早めに港に到着し、仮眠。4時半に宿に行き、いつものように座席の抽選。今回はマダイ船は8名乗船で、私は右舷ミヨシ2番となった。もう1隻はワラサ泳がせ船で2名乗船のようだ。
●アジは入れ食い
5時になり、まだ夜が明けぬ中を出船。まずはマアジ狙いということでARセイバー270に両軸の手巻きリールを装着。錘40号とサブマリンカゴ、それに8本針のサビキ仕掛けが配られたので、これを付けて待機。港を出て航程10分の小湊沖に船が集結し、鈴なりにアジを釣っている姿が見える。そして我が船も反応見つけて投入の合図が出た。水深10m前後。一度錘の着底を確認し、コマセを振ってタナを上げると、上から7〜8mのところで竿先が叩かれはじめた。しばし追い食いを待ってから上げるといきなり4点掛け。次の投入でも3点掛け。反応がなくなると潮周り、そして多点掛けというのを繰り返しアジは順調に釣れる。そして20分ほで15〜20センチアジ31尾ゲットしたところで「マダイに行きます」の合図でアジ釣りは終了した。
船は全速力で小湊の南西沖へ。並走する僚船も数隻。沖は北風がやや強くて、飛沫を浴びながらの移動となった。15分ほど走ってスローダウン。珍しく大小20隻近くの船団が形成されていて、その中で6時にマダイ釣り開始となった。ロッドは鯛介スペシャルの電動丸3000XH。サニービシビッグ60号にクッション2mm1m。ハリス3.5〜4号6ヒロとした。
●潮下?
指示ダナは下から8m。ビシはするすると落下して、なんと水深85mで着底。そしてタナを取って待つ。北風やや強く、真潮が流れている様子。ということは右舷ミヨシ側は潮下になるわけで釣り座は申し分ないはず。やや潮速い感じが気になるが・・・。
潮の早さのせいか、指示ダナが下から7mそして6mへと変化する。大きなポイントの範囲を大流しにして、そして登り直すという繰り返しである。
●ワラサが
しばらくして、私が仕掛けを上げた直後、隣りの釣り人がやりとりを開始した。やや強引なやりとりに見えたが、激しく竿を叩くその引きは青物。数分後、目測3kg級のワラサがタモ取りされた。
その後、僚船でワラサがポツリポツリあたっている様子が見えるのだが、我が船は不発。3時間ほど粘ったが、結果が出ず、小湊港沖のいつもの釣り場(水深40m前後)へ移動となった。
●餌盗りの猛攻
ここは浅場かつ澄潮のせいか餌盗り多く、付け餌は1分もつかどうかという状態。手返し勝負である。鯛介スペシャルは穂先の感度が良いので、餌盗りのアタリはかなり取ることが出来るのだ。そして黙々とコマセを打ち返す。食いは渋いがハリスは4号。あくまで大型マダイ狙いである。
●ボは脱出?
あっという間に時間は11時過ぎ。船長の口数も少なさが本日の不調さを表している。と、ククンというアタリが竿先に伝わる。何か餌盗りが掛かったかな?と高速巻き上げを行うと、ハリスの先には22センチのチビっ子マダイがついていた。かろうじてボウズ脱出といったところか。
結局このまま11時半を迎え終了となった。
<釣果>
マダイ 22センチ1尾
マアジ 20センチ級 31尾
Homepageの釣果速報によれば、鯛は小型が船中5枚上がったようだ。とすると、4枚は左舷の釣果であろう。いずれにせよ大型狙いであったので悔しくはないが。
ということで、またもリベンジしなくてはならなくなった鯛丸屋マダイ。夢の8kg級マダイを手にする日は来るのであろうか。
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