バラしのみ、大原沖ヒラメ
ソゲ釣りなら負けません
- 日時:2001年2月12日(月)
- 場所:大原沖
- 参加メンバー:鯛介、恵美、せるじおさん
- 時間:午前6時00分〜午後12時00分頃
- 潮時:大潮
釣行記(文責:恵美) 青い文字は旦那のつぶやきです ヤマザキ@上甲妻です。やっぱりヒラメは大原ですね。
というわけで、うすい丸さんからヒラメに行ってきました。釣れちゃったのでレポートします。【日付】2001年2月12日
【天気】曇りときどき晴れ、北の風やや強し
【潮】 真潮
【タックル】竿;BGR-GULF3−5Lb、リール;ABU6000C3
【仕掛け】市販ヒラメ仕掛け(ハリス5号、捨て糸80センチ)、蛍光オモリ80号
【エサ】イワシ1.クリスマスプレゼント
最近、私のお気に入りの竿は真っ赤なBGR−GULFちゃんである。「つり吉があるよ」というのをキーワードに新居を綾瀬に定めた私たちブロークンカップルであるが、いちばん仲良しだった林くんが両国につり吉の支店ができたのを機に店長として栄転。けっこう淋しい思いをしていたので、年末に両国つり吉へ陣中見舞いに行き、その折に、はじめてのクリスマスにダンナが前から私が欲しがっていた、つり吉のオリジナルロッドを買ってくれたのだ(あ〜、結婚して良かった(^^))。竿おろしのときの釣果で、その竿の運命がなんとなくきまっちゃうような経験は、釣り人ならば誰でも経験したことがあるだろうけれど、去年の大晦日、竿おろしはうすい丸でヒラメ。なんと3枚釣って竿頭(^^)。とっても縁起の良いスタートだったので、この竿持ったら怖いもんないぜぃ!って思ってしまうどこまでもお調子者の妻なのであった。明らかに予算オーバーだったが「足りない分は私が払うから!」と言いだし、そんなに欲しいならということでプレゼントしたが、つり吉はカードが使えないのでその晩の財布の軽かったこと・・・。
2.ブロークンな釣行
連休の予定は、11日・勝浦で和八丸午前・午後船。今回は私の師匠と3人での釣行。午前船はヤリイカ船にダンナが乗船。私と師匠はイサキ。ダンナはスルメとヤリ合計23杯で次頭とけっこういい思いをして帰港。あたしらは選んだ釣り座が潮上のうえ激渋でイサキ4尾ずつ(;_;)。午後船はアオリ。これまた座った釣り座は潮下で、船中11人で計17杯ながら私ら夫婦は「ボ」を引いた(;_;)。師匠は何とか最後の30分の入れ乗りタイムに700g級を1杯ゲットしてるんだから、いーとこなしなのは私だけじゃん。まぁ、私だけアオリ釣っていたらその晩の妻の機嫌はどういうことになっていたか、ということを考えると恐ろしくて眠れません。
#そうそう、今回の釣行予定は相変わらずの壊れっぷり、と人々に言われたけれど、2泊3日の釣行というさらに壊れた某多摩のナマズ夫妻と勝浦で遭遇。アオリを仲良く2ハイずつゲットして、翌日の船宿に向かわれたけれど、翌日はどうだったのかな?
で、一人だけ機嫌のあまりよろしくない私を「腫れ物にさわるように」扱うダンナと師匠と大原へ。まずは港で席取りなんだけど、4隅はすでにクーラーがおいてある。うすい丸は右舷、ってイメージがある私たちなんで、右舷胴で並んで3人釣り座を構えることとした。前日は徹夜、1日めいっぱい釣りしてすっかりお疲れの私たち3名は、酒盛りもそこそこに、うすい丸2階で意識を失うのであった。といっても、ビール一缶に3人で日本酒4号瓶ほとんど空けたけどね。
3.仕切りなおしだ
翌朝は曇り。港に向かうが、風がかなり吹いていてメチャクチャ寒い。連休最終日は釣り人も少なかろうとの読みは見事にはずれ、午前6時、19名のお客を乗せて、うすい丸は大原の港を出るのだった。
約20分走って、ポイントへ。6時半を待って、のぶ船長の合図でイワシを海底に送り込む。暮れの釣りではこの第1投で1枚釣ったんだけど、今回はアタリもない。のぶ船長がタモを持って、大ドモに行く。1枚上がった様子。ヒラメはいるんだよな、って気合を入れなおす。今度は右舷のミヨシ。なかなかの良型をゲット。しかし、その後、右舷は沈黙。だれにもあたらない。お客が多いから割り当ても少ないうえに、なんだか潮が「流れてない」って感じ(;_;)。
今日はだめカモ〜、なんて早くも弱気な私だけど、まあ、戦わずして負け、なんていうのは私の信条じゃないのだ。っていうことで、まずはヒラメの基本、マメに底ダチをとることだけはきっちり守る。今回はオニカサゴで覚えた上に眼のついてる魚は少し上からゆっくりエサを見せながら仕掛けを落とすとけっこういい、ってのも実践してみる。さあ、おいしいイワシだよ〜、って10mくらい巻いてゆっくり落とすのを繰り返してみた。
あんまり期待してなかったけど、何回目かの流しで、底ダチを取り直したとたんにガツガツとアタリ(^^)。あたった〜、って大きな引き込みを待つが、それがなかなか訪れない。最初のアタリがあってからがあんまり長いので、ダンナが「ゆっくり聞き上げてみれば」って言う。ためしにゆっくり竿先をあげてみる。う〜ん、なんかついてるかな、くらいの感じ。ゆっくり巻き上げるとついてるじゃん、ちっちゃいソゲ(^_^;)。孫バリにさらに孫バリがついてるという凶悪な仕掛けの孫孫バリにヒラメ、もとい小ソゲがついてる。あいかわらずソゲを釣らせたらすごい、ヤマザキである(^_^;)。とりあえず、1枚釣ってくれたので安心する。これで暴れられずに済みそうだ。
4.笑いが止まらない(^^)
あんまり小さいヒラメだったので(実にイワシサイズ)、とりあえずキープするも、次が釣れたら放してあげるから、もっと大きいの釣れるように祈ってくれ、とバケツの中の小ソゲくんにお願いする私の祈りがきいたのか、またしてもアタリ(^^)v。今度は600g級を余裕でゲット。
これで相当機嫌がよくなった様子。明日くらいまでは上機嫌だろう。
根拠のない事実なんだけど?ヒラメの時合は10時ってのがあるのだ。時計を見ると9時58分。そろそろ時合だよ〜、って隣のダンナに言ったとたんに、ダンナの向こうに座った師匠にアタリ。ソゲながらも本命ゲット。ほら、時合じゃん、って言おうと思ったら私にもアタリ。あれれ〜、って言いながら、聞き上げると乗った(^^)。ぎゃははは、こりゃもう笑いがとまりまへん。のぶ船長はなんで釣れるんかわからん、って首ひねりながらタモ取りしてくださいました。
#うすい丸は右舷操舵室の真下ってのは釣れるんですよ(^^)。
出船時にバレンタインのチョコもらったせいか、船長もずっとにこにこでした。
そういえば、ここまで何故かダンナが登場しないが、実はこの時この日唯一のアタリがあったのだ。それもせるじおさんに「3枚も釣られちゃぁ、一生言われちゃうね」なんて言われた直後だったので結構プレッシャーがかかってしまったのか、アワセが早過ぎてすっぽ抜け。この後は二度とアタリが訪れなかった。絶好調な人を隣りに置いたら釣れません、やはり。
だんなのイワシ
でも嫁さんもバラしてもいるんです。ということはアタリは私より3回も多かった??
5.というわけで
右舷ミヨシのおじさんも3枚。私も3枚。正確に言えば、私のほうが型がちゃっこかったし、後の2枚はともかく、1枚目は放流。だけど、竿頭は竿頭、って認定していただきました(^^)。のぶ船長、お気遣いありがとうございます。これで上甲家もしばらくは安泰です。ほらほら、ヒラメ釣りたいんだったら、大原に行かにゃあ、ベルちゃん(注:ベルデ伊藤氏のこと)。どいうことで、これにて今晩はおしまい。
一枚はリリースしました
釣行記集へ