アタリなし、利島沖メダイ

真夏の釣りになりました


  1. 日時:2000年7月29日(土)
  2. 場所:利島沖
  3. 参加メンバー:上甲、山崎、塩沢さん
  4. 時間:午前6時30分〜午後12時00分頃
  5. 潮時:大潮


釣行記

●リベンジのリベンジ?
利島のメダイに再リベンジする機会がやってきた。
今回お世話になるのはお馴染みの弓ヶ浜のもき丸。当初は鬼カサゴで出船予定だったそうだが前日のメダイの様子が良かったとのことで釣りもの変更と相成った。こうしてメダイリベンジの機会に恵まれたのだ。

釣り客は6名の予定。うち3名は私と山崎さんに、別荘でお世話になる塩沢さん。
海水浴シーズンのせいか、下田までの道中は深夜にも関わらず車が多く、いつもより時間をかけて港に到着。両ドモは既に埋まっていたので左舷ミヨシに私、右舷ミヨシに山崎さん、右舷胴に塩沢さんというように席を確保。

ほどなく塩沢さんや他客も到着。船長夫妻もやってきて準備開始。定刻よりやや遅れて5時半前に出船となった。

九州の方に台風が停滞していることからウネリが入ってきているかな、と思ったが、思ったよりもウネリは大きくなく、ほぼベタ凪の海を1時間弱かけて利島沖に到着した。

ウネリがありそうだし、ミヨシだし、ということで今回のタックルは50−330のキャロを使用。電動リール3000XHにPE6号。サニービシジャンボ100号にクッションは3mm1m。針はヒラマサ13号、ハリスは8号4ヒロとした。餌は船宿からサンマの切り身とスルメイカ。それに持参のヒイカである。

「やってみて、100m」という合図で開始となった。今日は終日100m前後のタナであった。

指示ダナより6m落としてコマセつつ指示ダナへ。そしてキーパーにおいてアタリを待つ。ウネリは思ったほどではないが、今までの釣行では固めの竿でボウズを食らっているので今日はこの竿で通すことに決めた。

●サバサバサバ・・・
コマセが効いてきた頃合に、モゾモゾというアタリ。おっ!と身構えるが竿先はいつまでたってもそのまま。が何やら重量感があるので巻き上げてみる。やはりサバだった。身餌にちょうどよいサイズなのでキープ。
この後、サバの猛攻が続く。「コマセの出を絞って」「餌は大きめ、半身付けるくらいのつもりでやって」と船長のアドバイスが飛ぶ。
私もヒイカ1尾掛けで対応。サバ避けには成功したが肝心のメダイからのアタリは船中だれにもない。

 天気は最高・・・

無線で「メダイとオナガがあがったよ」と聞いた船長は移動を決意。20分ほど移動して再開。ここはやや潮が早く先ほどの食わなかったポイントと明らかに違うので期待する。

●やっぱりサバ・・・
ところが、ここでもサバの猛攻。サバのかなり大きな身餌にしてもサバが食ってしまう。「共食いでイヤじゃないのかな〜」と山崎さんは相当数のサバを上げて閉口している。

確かに濁り潮が好条件のメダイにとって今日の潮は澄み過ぎ。それにこの好天である。昨日まではよかったのだが「一日でこう変わっちゃうんだからね〜」と船長も嘆き節。

●あぁ泥沼に・・・
このまま時間はどんどん過ぎていき、12時過ぎに「ダメだ、潮が止まっちゃった。あがります」の合図で終了。結局、一日、夏の日の下でコマセを打ち返す作業を繰り返しただけに終わってしまった。

どうも相性が悪い釣り物メダイ。どうしたらこの袋小路から脱出できるのであろうか。


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