ビールが旨い!相模湾ボート釣り
べた凪、快晴。ということは・・・
- 日時:99年8月8日(日)
- 場所:平塚〜茅ヶ崎沖
- 参加メンバー:上甲、小玉キャプテン、ベルデ伊藤
- 時間:午前8時00分〜午後1時30分頃
- 潮時:大潮
釣行記 ●今日はのんびりフィッシング!
今回はMLの小玉さんの所有する船に乗せて頂いて相模湾で五目釣りをしようというなかなか楽しみな企画。相模川河口近くのマリーナから出るそうで、釣り場は平塚〜茅ヶ崎沖。ウイリーやサビキでのんびりとビール片手に釣りをしようと感じだ。最近は手こぎボートの釣りともご無沙汰な私であるが、基本的はこのような釣りは大好きなのだ。朝5時頃にベルデさんを拾って246を西へ。途中、小玉さんと合流し海老名方面を抜けてマリーナへは7時頃に到着した。途中、コンビニでビールやつまみをしこたま買い込んだことは言うまでもない。
マリーナに到着して小玉さんのボートへ。ボートは陸揚げされており、脚立で船に登っていく感じで荷物を積みこむ。思ったよりボートは大きくて快適そう。私が船舶免許を取得した時のヤマハSRVとはえらい違いだ。
受付を済ませ桟橋で待っていると台車に乗った船がトラクターのような運搬車で運ばれてきた。そのままスロープから進水して船は水に浮かんだ。まずは桟橋に係留。がうまく巻き結びすら出来ない。今度復習しておこう。
さて、ここら一体は8時頃に干潮を迎えるそうで、そうなると出船もあやうくなるとのこと。準備が整ったらすぐに河岸払いとなった。
●まずはワカシ
相模川をゆっくりと下り、平塚の船宿群を右目にみながら河口の高波を突破。すると河口の真沖にワカシ釣りらしき船団が形成されている。エボシ岩周りでやろうかという話であったが、とりあえずこの船団に交じって釣り始めることにした。
ワカシ船団
見てみると皆アンカーをいれての掛かり釣り。これはラッキーと我々も間に入ってアンカーを落としてエンジンを止めて釣り始める。水深は15m前後と浅く、7月まではキスを釣っていた場所であろう。潮は濁り気味。まずはウイリーシャクリで狙ってみることにした。
小玉さんが用意してくれたアミコマセはまだ凍っていたのでのんびりを準備を始める。今日はイサキで使っているリールと竿。ビシは60号FLサイズのサニービシ。クッションは1.5mm径50センチ。これにハリス2号3本針の市販のウイリー仕掛けを使用。先針は空針でオキアミを装着した。
ベルデさんはサビキを置き竿に、カッタクリをやることにしたようだ。僚船を見ても歓声はあがっておらず、調子は今一つのようだ。のんびり群れが回ってくるのを待つとしよう。
●まずはサバがご挨拶
たまにしゃくっては置き竿にしてビール飲んで、またしゃくっての繰り返し。と、魚探に反応。即座にビシを底に落としてしゃくるとクンというアタリ。軽く合わせてリーリング。横走りする感じからしてこれはサバかな、と上がってきたのは小さ目のサバ。身餌になるかもしれない、ということで生簀にキープする。ベルデさん購入の赤ワインまで登場し、船の上は宴会。日差しは強いが適度に風もありながらも凪。非常に気持ちが良い。が、魚の食いの方は今一つのようで、魚探にはなかなか反応が現れない。
●本命ワカシもゲット
それでも時折現れる反応の合わせてコマセを振ると30センチ級とまずまずの型のサバに交じって今日の本命の一つワカシも顔を出す。ただ、ウイリーで狙っているせいかワカシの型は今一つで25センチ級である。何故か今日は白のウイリーにしか食ってこないようだ。群れが回ってこなくなったのでやや沖目に移動する。ここは水深25m前後。1投目からサバが掛かってくるが、ここでも群れの回遊待ち状態でサバとワカシ1尾を追加したのみ。
10時を回ったころ、小玉キャプテンは小アジ狙いでエボシ岩周りへと移動を告げた。
この時にちょっとボートを操縦させてもらう。冬に免許を取って以来の操船にちょっと緊張するが、やはり面白いものだ。
烏帽子岩周りは磯遊びも可能
●ネンブツダイの猛攻
エボシ岩周りでは水深15m前後の場所で時々小アジがサビキに針掛かりしてくるがどうにもネンブツダイの邪魔が激しくてなかなか小アジだけを釣るというわけにはいかないようだ。
小玉キャプテンはこの場所では終始操船。船の流し方などはただ者ではない感じだ。マルイカ狙いの仕掛けやマダコテンヤなども試してみるが、どれも不発。ボート釣りは何でも好きに釣りが出来るところが魅力なのだ。
しかし暑い。ビールは既に4本。これにワインとペットボトル飲料は2本開けている。それでも喉が渇くくらい暑いのだ。
船上にて記念撮影
1時を過ぎてコマセも切れ、ネンブツダイしか釣れなくなったところで終了とした。
釣果はサバが5〜6尾にワカシ3尾。小アジが4〜5尾といったところ。船の上で酒飲みながらのんびりやってこの釣果なのだから十分であろう。帰港してから片づけて船の清掃を行ってから帰途についた。いずれはこんな船も自分でも手に入れてみたいものだ。
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