まだいたぞ!大原沖アカイカ

ちょっと寂しいバケツかな・・・


  1. 日時:99年5月22日(土)
  2. 場所:大原沖
  3. 参加メンバー:上甲他funeturi-mlメンバー6名
  4. 時間:午前**時00分〜午後**時30分頃
  5. 潮時:小潮


釣行記

●アカイカは終了か?
ここのところずっと大原沖のアカイカは最悪であった。トップで1桁という状況が続きボウズも続出。イカの反応が見つからないようで、もう今シーズンはアカイカは終了か?という感じであった。
ということで、今回のOLMの午後船もそんな状況でも行くという人の有志での乗合出船となった。午前船から引き続いて7名が乗船、午後からMLのびんさんが登場した。

座席は私と常連のHさんは右ミヨシと2番でそのまま。左のミヨシ張り出しにびんさんが入り、小絲さんら2名が大ドモと右舷トモに入った。
港で食事を済ませて、私は長靴を脱いでサンダルに履きかえる。それくらい良い陽気なのだ。

準備が済んで船は再び大原沖へ。そういえば午前午後の両方で凪なのは初めてのような気がする。
しばらくすると食後のせいか眠くなってきた。そのまま前部のキャビンに入って横になるとすぐに意識を失ってしまった。で、エンジン音が落ちた様子で目が覚めてキャビンを出る。僚船も数隻おり反応を探しているようだ。果たして今日は反応がみつかるであろうか?

●あれ?反応あるの?
と、意外と早く船が停止しギアがバックに入る。おろろ?と思っていると「やってみて〜底から4〜5m」という指示で開始となった。

 終日凪は初めてかな
●いたいた!
今回もタックルはいつもの30−300のインナー竿。幹4号、ハリス3号5本角。枝間は1mでトリプルサルカンで連結。錘は80号。角は前回乗りが良かった配列そのままで上からレンズ3.5号ピンク、赤帽虹3号、レンズ白、赤帽緑3号、レンズ青とした。これは澄み潮対策の仕掛けでもあるのだ。
錘が着底し、糸ふけをとってしゃくる。アタリなし。2度目のしゃくりもアタリなし。3度目、クンクンというイカのアタリ。おろ?イカいるの?と半信半疑ながらゆっくりと5m巻き上げてからリーリング開始。確かにイカは乗っている。水面に現れたのはマルイカサイズのアカイカで赤帽虹に乗ってきた。
なんだ、イカはいるじゃないか。いやいや、たまたま1ハイ乗っただけかもしれない。すぐに仕掛けを再投入。すると同じタナでまたもアタリ。今度は赤帽緑に。ミヨシでも上がったようだし、ところどころでイカは取り込まれているようだ。いるいる、イカはいるぞ。心配することはなかった。と、ほっと一安心。

●しかし、乗りは渋い・・・
イカは乗ったものの、この後の潮回りを繰り返すも爆発的な乗りはない。1つ1つイカを拾っていく感じだ。結構アタリはあるのだが、墨がついた角が上がってきたり、巻き上げ途中にバラしたり、挙げ句の果てには水面で取り込みの時にバラしの失態。今日は「イカは釣れないかも」と思っていたところで、いきなり連ちゃんで釣れてしまい、どうもそこで緊張感というか集中力が切れてしまったようだ。一度切れた集中力を取り戻すのはなかなか困難で、角交換などもついおっくうになってしまう。

●長仕掛け有利
ミヨシの常連さんとびんさんは長仕掛けで広くタナを探って釣果を伸ばしている。今日はこの釣り方がアタリのようだ。特にびんさんは角数10本というスルメイカ釣りのような仕掛けであたっているのだからすごい。その角の中でも緑帽虹によく乗っているようだ。

 向こうに見えるは10本角

これを見て自分も角数を増やせば良かったのだが、釣りをしている最中は切れた集中力と度重なるバラしのため半分投げやりな釣りになってしまっていたようだ。さすがに緑帽虹は付けてはみたが、あいにく4号角しか持ち合わせがなく、この大きさには乗ってこないようだ。

終盤に常連さんが乗せていた茶色の角をマネしてガス糸の茶の角にチェンジしたのがあたって1ハイ追加。なんとそれまで2時間くらいはバラしのみで追加がなかったのだ。

●イカは浮き気味
今回も着底と同時に当たったのは1度のみで、ほとんどが底から4〜5mという指示。一番乗りが良い群に当たった時はタナ直撃40m。この時も2連続バラシ、バラした数は一日で釣果の倍以上あったのではないかと思う。いつもは新品の錘で臨むイカ釣りであるが、今回は使い古しを使ったのも敗因であろうか。レンズスッテのピンク、青にも乗ってきたし、それ以上に墨の付着も多かった。決して角選択は間違っていなかったと思うのだが・・・。

まあ、こういう日もあるさ、ということで18時頃に終了となった。

 これはびんさんの釣果

釣果は中小型のアカイカ6ハイ。7→17→22→24と順調に釣果を伸ばしたアカイカであったが、ここで落ちこんでしまった。MLメンバーの中ではびんさんが16尾でトップ。めだまさんは13尾。ミヨシの常連さんは20ハイくらいとったようだ。
一度は終了と思われた大原のアカイカ。どうやら第2陣の群が入ってきたようで、これでしばらくは大丈夫であろう。もう一度挑戦するか、現在検討中である。


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