リベンジ返り討ち、大原沖ヒラメ

 

釣る人は釣ってました


  1. 日時:99年1月20日(水)
  2. 場所:太東沖
  3. 参加メンバー:上甲
  4. 時間:午前6時00分〜午後12時00分頃
  5. 潮時:中潮


釣行記

ヒラメの成績が芳しくない。前回の日立でのヒラメはボウズ、その前の年末釣行の大原では10回近くアタリながらソゲ1尾。ここは一つ平日釣行で2〜3kg級のヒラメを2,3枚上げて景気付けしようと思い、大原・臼井丸に予約を入れた。

●平日は大名釣り?
電話で予約したところでは予約人数4名で大名釣りが出来そうとのこと。予約の中にはfuneturi-mlの衣笠さんがいることがわかったのでメールで一方を入れておく。衣笠さんは朝到着だそうだ。私は前泊のため。前日に会社を早めに上がり、20時前に自宅を出発。道路は渋滞もなく2時間程で大原に到着。臼井丸のおっかさんが出してくれた日本酒を1杯飲み干して床についた。

●我がHomepageが新聞に!
翌日は4時に起床。釣り座は前日に右舷トモ2番目を確保済み。ただ、今日は我が「鯛介's Homepage」がデイリースポーツのコラムで紹介されることになっていたので、この新聞を買いに行くためにやや早めに起床した。コンビニで新聞を購入後、掲載内容を確認しMLにモバイル端末からメールを打つ。やっぱり自分のHomepageがこのような媒体に載るのは嬉しいものだ。

結局乗船者は増えて、片弦5名の計10名。右舷の胴の間には衣笠さんが隣になった。お互い、平日に来たのだから何とか1枚は・・・と出船前に誓った。
5時半頃にイワシが積み込まれ、出船。あたりはまだ暗いが思ったよりは寒くない。とりあえずキャビンに入り、釣り場に着くのを待つ。20分程走ったところで船はスローダウン。釣り座に戻るとイワシが配られ、開始の合図待ちになった。

割と小振りのイワシを装着し待っていると「はい、いいよ〜」と船長の合図。場所は太東岬の沖で20mダチ。スパンカーを上げずの横流しでの開始となった。
仕掛けは船宿製のハリス6号1m、丸セイゴ17号の2本針仕掛け。捨て糸は80センチとし錘は80号。今回は30−270の竿を使用した。基本的に持ち竿で釣ること、食い込み重視の5:5調子であることが竿の選択の理由だ。

 隣になった衣笠さん

●まずは左舷でソゲ
横流しは右舷が潮先となっていたが、開始から30分程で左舷でソゲ級が2枚上がったようだ。割と道糸は真下に降りており、あまり潮は効いていないようだ。

日が高くなってくる。外房特有のウネリもほとんどなくベタベタの凪。ほぼ無風。気温も15度を超え3月下旬並という予報の通りだ。が、ヒラメの食いは良くない。ずっと持ち竿でアタリを待つ。時々餌の点検で仕掛けを上げるが、イワシは元気なまま。このイワシだが、年末までの大羽サイズはほとんどなくなり15センチ以下の小振りなイワシばかりになっている。これだと孫針は付けないほうがいいかもしれないが、とりあえず今回は親針は上顎に、孫針は背鰭付近に掛けるという方法をとった。

●ああ、凪倒れ・・・?
時間はあっというまに9時過ぎ。ポカポカ陽気で非常に気持ちがよいのだが、ヒラメだけが食わない。そんな中、右舷トモの常連さんは時折外道混じりでヒラメを上げるのだから大したものだ。
あまりの波っけのなさとアタリの無さに船中みな置き竿で釣っている。もちろん私もその一人。船長に様子を聞きに行くと「今日はじっくりやんなきゃあ。まあ、コーヒーでも飲んでよ」ということなので、しばし操舵室内で衣笠さん、船長とコーヒーを片手に雑談する。このころから全体にのんびりリラックスムード。そう、目を血走らせて釣ったって釣れない時は釣れないのだ。こんな時はのんびりと釣りに来ていることを楽しまないと損だ。操舵室での団らんを破ったのはまたしても右舷トモの常連さん。ソゲ級ながら3枚目のヒラメだ。捨て糸の長さ、タナの取り方などマネをしているのだが、私の竿には来ない。今日はツキもないのかもしれないなあ。

●衣笠さん、惜しい!
さて、釣り座に戻るとほんとうにぽかぽかの暖かさ。上着を脱がずにはいられないほどだ。そんな中、衣笠さんが餌の補充にイケスに行っている時の置き竿にアタリ。「ああっ!」と思わず叫んでしまうほどの竿先を叩くアタリだったが、直後船が揺れのため竿が跳ね上げられたせいか、アタリは続かなかったようだ。席にもどった衣笠さんが仕掛けを上げると噛み跡付きのイワシが。惜しい。

あっという間に時間は11時半。僚船も徐々に引き上げ始めている。今日はアタリもなしで終了か・・・と思っているところでトモの人とオマツリ。ハリス切ったのをきっかけに竿をしまおうとしたら「あと25分ね」と船長。今日は午後の船も出ないし12時までやってくれるのだろう。なによりヒラメは最後の一時までがチャンスなのだ。新しい仕掛けを付けて今度は持ち竿でアタリを待つ。
が、これも徒労に終わったようだ。

「はい、じゃあ、あがりましょう」という船長の終了の合図。ああ、今日もボウズだった、と仕掛けを上がるとそのイワシの尻付近にはヒラメの噛み跡らしき傷。ああ、しまった、アタリを見逃したのか、と更に落胆。しかし一日暖かな日の下でのんびり釣りが出来たし、やっぱりガツガツやっても釣れないのだ。今度はもっと余裕を持ってのんびりとヒラメ釣りにのぞむことにしよう。

<この日の釣果>
          衣笠 上甲 
          ↓   ↓
(右舷) ●(1) ●(0) ●(0) ●(0) ●(4)
ミヨシ<=====================トモ
(左舷) ●(0) ●(0) ●(2) ●(1) ●(0)
他、マトウダイ、アイナメ、ガンゾウビラメ。


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