潮流れず食い渋り、戸田沖マダイ

ボウズはまぬがれました


  1. 日時:98年12月27日(日)
  2. 場所:戸田沖
  3. 参加メンバー:上甲、トシさん(funeturi-ml)
  4. 時間:午後1時00分〜午後5時00分頃
  5. 潮時:小潮


釣行記

久しぶりに西伊豆・戸田に行くことになった。本当は夜ヤリイカに行くはずで、その前哨戦でマダイ船のつもりあったが、ヤリイカの状況思わしくなく夜ジンドウイカになり、更にジンドウイカも芳しくなく結局夜イカは断念。前哨戦のはずのマダイのみを狙うことになった。

●状況は今ひとつか
当日は午前中は戸田湾でボート出して、ヒラメとアマダイ釣って、午後からマダイのつもりだったが、寒さのせいか気合いが入らず、結局マダイ船だけに乗ることにした。
戸田に10時過ぎに到着する。途中寄った三島の釣具店「だるまや」に今回お世話になる戸田・ふじ丸の釣果レポートのFAXが張り出してある。24日の釣果ではあるが、午前船で船中4枚。午後は・・・メジのみ。状況はイカ同様思わしくないようだ。

天気よく北東の微風。ちょっと早めに到着したので、しばらく御浜を散歩する。海水は澄んで、防波堤際には未だブルーの熱帯魚が泳いでいる。きっと水温がまだ高いのであろう。

車を港の方に進め、今度は岸寄り魚礁近辺が見渡せる場所で少したたずんでみる。湾内を見てみると、いつもボートで釣るあたりに何やら釣り船が。アジ釣りだろうと思ったが、よく見るとみんな長竿の置き竿だ。マダイ狙いだろう。こんな場所でマダイを狙わざるを得ないということは、戸田沖はダメなのかも、と心配になっているとトシさんから携帯にTEL。もう港にいるから来て頂戴、とのこと。

●午前船は型見ず・・・
コンビニで買い物の後、早速港に行きトシさんと合流。トシさんは「釣りニュース」のAPCでもあり、今日も大きなマダイが釣れたら写真載るかも、と皮算用をさせてくれる。
しばらくして午前船が帰ってきたので、席を取る。同船者と話し合い、私が右舷トモ、トシさんが左舷トモ。ちなみに午前船は型を見なかったとか・・・。いやな予感はする。

船は12時半過ぎに出船。仕掛けは、チヌ5号、ハリス3号7ヒロ、2mm径クッション1.5m。電動リールに50号負荷3mの竿を使用した。この竿はこの前、大原で2.6kgのマダイを釣った竿でもあり最近は好調の竿だ。コマセはオキアミとアミのミックスを使用する。
まずは戸田真沖のタナ70m。しかしここは潮動かずアタリ無し。船は南下し土肥手前の焼き場の沖あたりへ。今度はタナは30〜40m前後。

●とりあえず本命ゲット!
ここでまずは私のとなりのおじさんが0.5kg級ゲット。トシさんのお隣もしばらくして同級をゲット。更にしばらくすると、私の竿にも前アタリ。絞り込まれるのを待つが、クンクン引くだけ。業を煮やしてアワセをくれて巻き上げる。あまり強い引き込みもなく上がって来たのは0.5kgの本命。トシさんが丁寧にタモ取りしてくれた。とりあえずボウズ脱出でほっとする。

 ベタベタの凪・・・

●潮動かず・・・
「全然潮が行かないなあ」と船長もぼやいている。ビシも終始船の直下に沈んでいく。海はベタ凪。途中からは夜光玉をつけても餌もなくならなくなった。船は段々と戸田寄りに移動して行くが、この状況は変化せず。船長もいろいろなポイントを探ってくれたが、船中どこも反応無し。

結局最初の船中3枚のみで日が沈みかけた17時に終了。非常に淋しい結果になりましたが、1尾釣れただけでもよしとしなければ。
秋のマダイに比べれば格段に難しくなった初冬のマダイ。これからは夜イカも本格化するだろうとのこと。1月になったらイカ釣りに来ることを誓って戸田をあとにした。


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