風雨と寒さに苦戦、大原沖ホウボウ五目

本日の成果


  1. 日時:98年12月5日(土)
  2. 場所:大原沖
  3. 参加メンバー:上甲他funeturi-mlメンバー11名
  4. 時間:午後1時00分〜午後4時30分頃
  5. 潮時:大潮


釣行記

午前のヒラメを終えて一旦帰港。港で臼井丸で用意してくれたカレーをご馳走になり、氷をクーラーに積み、席のくじ引きをして慌ただしく再乗船し、港を出る。なんせ日の入りが17時頃なので、早く出ないと、どんどん実釣時間が短くなるのだ。

●OLM午後の部開始!
釣りものは「ホウボウ五目」。ハナダイ五目とほぼ同じ仕掛けだが、仕掛けの最下部に錘でなく、片天秤を付けて下針を出すようにする。天秤の上80センチくらいの所に枝針を出す。ハリスは3号、幹糸は5号、針には丸カイズの14号を使用し、枝ス部分にはクロスビーズを使用した。錘は50号を使用する。
船は20分程走りポイント到着。30mダチで開始となった。くじ引きの結果、私は右舷のトモ3番目。片弦6名と釣りやすい。

●雨までふってきて・・・更に寒い
風はやや収まったような気はするが、相変わらず寒い。おまけに雨がぱらついてくるし、釣り人のコンディションとしては最悪の部類だ。
餌の冷凍エビをつけて第一投。着底し、糸ふけを取る。風が強く微妙なアタリは取りづらい。案の定、餌を取られる。どうもじっとアタリを待っているのではアタリが出ないようだ。

●たたき釣り?で効果有り!
そこで、カワハギ釣りの如く、誘いをいれてアタリが出やすような釣り方を試してみる。すると誘い上げた竿先にわずかなアタリをキャッチ。クンとアワセを入れると手応えアリ。これは20センチ前後のショウサイフグ。同じ釣り方で同サイズのハナダイ。これはなかなか面白い。寒さも忘れて熱中する。ショウサイフグにウマヅラを追加したところで、今までより大きな引き込み。リーリングの最中も鯛独特の3段引きを見せる。これは良型だろうと、慎重に巻き上がる。水面に浮かんできたのは30センチの良型のハナダイ。
するととなりの有泉さんがハナダイのトリプル。しかも1尾は30センチ級の良型。さらにトモの松本さんは大型のホウボウを1荷であげ、皆を驚かせる。そういえば本面のホウボウを釣っていなかった。がんばらねば。

●もはや荒行か?この寒さ・・・
左隣の慶松さんの姿がない。どうやら寒さに耐えきれずダウンしてしまったようだ。左舷側の方を偵察に行くと、みんな顔が暗い。やっぱりこの寒さと雨、さらに左舷は移動の際には波飛沫を思いっきりかぶってしまうのだ。戦意喪失してしまうのも無理はない。
私はなんとかめげずに釣り続ける。というのもアワセのタイミングが妙に合って来て、それなりに面白いからだ。ハナダイ、ショウサイフグにアジも混じりボチボチと釣果を伸ばす。
あっと言う間に4時半になり、あたりも暗くなり始めたところで終了の合図。正味3時間程度の釣りであった。
<釣果>
・ハナダイ18〜30センチ 8尾
・ショウサイフグ 20センチ前後 4尾
・ウマヅラハギ 25センチ 1尾
・マアジ 20〜26センチ 3尾
雨風の悪コンディションを考えればまあまあの成果だったと思われる。本命ホウボウが釣れなかったのが心残りだが・・・。
港に帰ると一部のMLメンバーが出向かえてくれた。寒さに参った我々の顔を見て笑っていた。こんな天候の中、めげずに釣り続けた我々funeturi-mlの根性にメンバーに拍手を送りたい。


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