ボウズは回避も・・・戸田沖マダイ

全てが私の釣果ではありません


  1. 日時:98年9月26日(土)
  2. 場所:戸田沖
  3. 参加メンバー:上甲他funeturi-mlメンバー6名
  4. 時間:午後1時30分〜午後6時30分頃
  5. 潮時:中潮


釣行記

午前中のボート釣りを終えてボートを片づけ終えたのが12時頃。途中ボートを乾かしている間は砂浜で仮眠をとった。コンビニで昼飯を買ってOLM待ち合わせ場所のコバルトアロー発着所に向かう。港に車を乗り入れると既にfuneturi-mlのお頭である一ノ瀬さんが船のいた。簡単に挨拶を交わす。ボートはどうでした?との問いに、いや小さいメジナだけでしたと答えなければならないのはやはり辛いか。

さて、今回お世話になるのはふじ丸の午後のマダイ乗合は我々の他にも数名いたが、船宿の好意により2隻出しになり、我々の船はMLメンバーだけの仕立て状態。全員集まったところでじゃんけんにより席順を決める。私は一番負けてしまい、残った左舷の胴の間に席を取った。

●戸田湾外に初めて出る

船は13時半に2隻とも出船し、戸田湾を出て左に土肥方面に向かう。午前中もやや風があったが、午後は南より風が強くなってきて海も白波が立つようになってきた。

15分ほど走り通称「焼き場沖」のポイントに到着。潮回りしていると、先に到着したもう1隻の左トモでは既にやりとりが始まっている。これは期待できそうだ。

開始の合図と共にタナの指示が出る。上から35〜36m程度。指示棚より5m程落として、コマセながらタナでアタリを待つ、というスタイルだ。付け餌はオキアミ、コマセもオキアミとアミエビのミックス。私は午前中の釣りで余ったミックスコマセも混ぜ込んだ。

●出だし好調!

1投目から右舷の北木さんが掛けた。なんなく上がったのは0.5kg級。ちょっとして右舷胴の間の船橋さんがヒット。これも同級のマダイ。いつもは夕マズメにならないと食わないのに、今日は以外だね、などと話していると私の竿先がアタリを伝えている。しばらくは手持ちで竿先が突っ込みのを待つが、クンクン引くだけ。一応合わせを入れると、確かに魚は掛かっている。これも難なく上がってきて0.3kg、25センチのマダイ。とりあえずボウズ脱出でほっとする。

 小さいながらもマダイゲット!

この後はしばらく沈黙。みんなビール飲みながら雑談する時間も多くなる。

あっと言う間に16時。やっぱりML仲間と釣りをしていると時間が経つのが早い。この時、無線で「駐車場前で6キロのマダイが上がった」という報が入る。どうやら戸田港湾内でも食いが立っているらしい。船長が港湾内への移動を告げた。朝ボートで釣っていたところと同じような場所での釣りになるはずだ。

●戸田港湾内へ・・・

16時半頃に船は港湾内へ。航路筋ギリギリを潮回りし投入の合図。タチは40mでタナは25m前後である。我々の言う「青物のタナ」でもあるし、先週1.7キロのマダイが釣れたタナでもある。場所的には沖漁礁付近のブイから50m程度のところ。ボートの流し釣りでアマダイを狙ったことのある場所だ。こんなところでマダイが釣れるのであろうか?

しばらくコマセを撒くと「反応出てきたよ、夕方は必ず食うから」と船長。5時を回り、最終のコバルトアローも出港した。そのころである。ミヨシの一ノ瀬さんの竿先が海中に突っ込んだ。結構良い引きだ。水面に姿を見せたのは1.5kg見当のマダイ。無事私の出したタモに収まった。船中みんな気合いが入る。

 湾口方面から御浜を臨む

●3キロオーバー上がる!

仕掛けを打ち返して数分、またも一ノ瀬さんの竿が海中に。今度はさっきより引きが強いようだ。ハリスを手繰ると、でかい。タモ係はまた私。慎重に、かつ大胆にタモを入れ無事取り込み成功。これは3.5kgの良型マダイ。湾内にこんなマダイがいるとは驚きだ。

他のみんな、更に気合いをいれコマセを振る。するとまたも一ノ瀬さんの竿先がアタリが。今度はやや小さめの0.7kg。わずか30分程度の間に3枚のマダイを上げてしまった。

辺りもだいぶ暗くなってきた。一ノ瀬さんの竿以外にはアタリはないようだ。20m付近にもアジの反応が出始めたようだ。ちょっとタナを上げて誘ってみるが、アジすら食って来ない。午前中と同じだ。

ミヨシを見ると3枚上げて余裕の一ノ瀬さんがジギングしている。と、小型のカマスが取り込まれた。どうやらアジを追ってカマスも回っているようだ。

●鯛より旨いカマス?

時間は18時を回った。船に明かりが灯り、まもなく終了だ。試しに30m付近から仕掛けをしゃくり上げてみた。すると19m付近で竿先をグーンと持っていくアタリ。上げてみるとこれが33センチの良く太った旨そうなカマス。「タイより旨いよ」と船長。

この後がカマスも掛からず、18時半に終了となった。船中7名でマダイ8枚の釣果で外道はカマス数尾であった。

帰港後、温泉につかってから料理屋「あじよし」で簡単な宴会。私以外の人は明日も同じふじ丸から神子元ワラサ遠征なのだ。カマスとマダイを持ち込んで料理してもらった。

カマスは刺身で、タイは大きなのは薄作りをポン酢で、小さいのは塩焼きになった。やはりプロが作るせいか非常に旨い。惜しいのは私は車で帰るためビールを飲めないことか。

9時頃まで宴会をし、みんな大満足。皆さんの見送りを受け、戸田を後にしたのであった。


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