イナダ姿を見せず。相模湾タイ五目

ハナダイを釣った友人。ラッキー!


  1. 日時:98年8月9日(日)
  2. 場所:大磯沖〜平塚沖
  3. 参加メンバー:上甲、他友人3名
  4. 時間:午前7時00分〜午後2時30分頃
  5. 潮時:大潮


釣行記

8月9日(日)大潮。平塚・庄三郎丸よりタイ五目乗合に行ってきました。

●ワカシは何処へ・・・?

当日は私の他、女性2名を含む友人3名を伴っての釣行です。本当はワカシ・イナダ乗合でカッタクリの楽しさを味わってもらおうと思ったのですが、ここのところ平塚の船宿は不調のようで、受付の時に「タイ五目の方がいいよ」と庄三郎丸の社長に勧められたのでワカシは諦めてタイ五目にしました。

4時過ぎに船宿に到着し、まずは受付。ここで上記のような顛末。タイ五目は2隻出しで、我々は2隻目の右舷トモから4つの席を確保した。出船は6時半、時間があるので車の中でしばし仮眠する。

6時に近くなったので準備を始める。船宿はルアー船に乗る若者であふれている。

●寒い・・・

桟橋に我々の乗る第8庄三郎丸が付けられたので乗り込んで準備をする。夏だと言うのに気温は低く24度程度。雨までパラついてきてTシャツに短パンの友人は寒さに震えている。かわいそうなので、私のカッパの下だけ貸してあげた。

船は定刻に13名を乗せて出船。船長はいままで助手をしていたお兄さんであり、お手並み拝見というところか。

船は平塚真沖で一度スローダウンするが、再び走り出して大磯沖の定置網回りに到着する。僚船が数隻おり、アジやサバをあげているようだった。

潮回りに後、開始の合図。底から12mほどを探ってくれ、とのこと。友人達には2号ハリスのウイリー3本針の船宿仕掛け。私はハリス1.5号のウイリー仕掛けを使用した。ワカシが回ってきた場合、1.5号では友人達にはきついかな、と思ったからだ。

●アジ五目?

1投目の1度目のシャクリは空振り。再びビシを底に落としてしゃくると、かなり上のタナでアタリ。結構強く引くのサバか?と思ったが30センチ弱の良型のマルアジだった。ただ、入れ食い状態にはならず、船中ぽつぽつとアジが上がる程度。1時間程はこの状態が続く。私は細ハリスが良かったのか、5〜6尾のアジをキープ。水面バラシをいれれば10尾近かった。他の人は2〜3尾程度らしい。アジの食いが落ちると今度はサバの来襲だ。ただ、これは40センチ弱のまあまあ太ったマサバで、釣れればキープした。友人達もその引きの強さを楽しんでいる。

●ソーダ君と遊ぶ

さらに時間がたつと今度はマルソーダの襲来である。船長はお土産確保のため、マルソーダのいる上のタナを指示する。サバよりも更に引きは強いが当然船上ではオマツリ大会。私の道糸も左舷の人2名とオマツリしてしまい、ほどけるまでお休み。助手の人が対応してくれているので、この時間を使って友人達の釣り指導&魚の処理に回った。

15分たっても私の竿はオマツリしたまま。見に行くと3名の道糸がもうぐちゃぐちゃの状態である。そろそろ釣りもしたくなったので道糸切断を申し出て、私はオマツリ騒ぎから抜ける。また道糸が10m短くなってしまった。

10時を回るころにはソーダ釣りも一段落。しかしアジも食わなくなり、当然タイやイナダの気配もない。この状態が12時過ぎまで続いた。

12時頃からは潮が良くなったか、アジがぽつぽつとあたりだした。だらけていた私も、先針にオキアミを付けてやや丁寧にさぐりをいれるが、トラギスとサクラダイが釣れただけ。

●最後に赤い魚の姿

連れの女性の仕掛けがオマツリしたのをほどいてやったついでに、仕掛けの全長を3mから1.5mに詰めてみた。昨年の夏はこの手でマダイを上げることが出来たからだ。そのせいか分からないが、数分後にこの竿に22センチのハナダイが上がった。船中唯一の赤い魚か、と思ったが、納竿までにミヨシとミヨシ2番で竿を出していた船長にもハナダイが。

結局13時半に終了。4人のトータルの釣果は
マルアジ …25センチ級15尾
マサバ  …35センチ級9尾
丸ソーダ …30センチ級10尾
マアジ  …20センチ1尾
カサゴ  …18センチ1尾
カナガシラ…14センチ1尾
ハナダイ …22センチ1尾
その他(リリースを含む)イサキ、トラギス、ネンブツダイ、サクラダイ、でした。

タイ五目というよりはアジ五目釣りの様相でしたが、お土産は十分。サバも脂がのっていて旨く、アジも塩焼きやタタキ、ソーダはニンニク、生姜、ネギを一緒に叩いてハンバーグ風にすると旨いことも分かりました。

8月も終わりになるときっとイナダも回ってくるし、マダイも食い出すでしょう。そのころにまた挑戦したいと思います。


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