中型主体も数伸ばす。大原のイサキ

この日は大原サイズのイサキは少なかった


  1. 日時:98年7月25日(土)
  2. 場所:大原沖
  3. 参加メンバー:上甲、他funeturi-MLメンバー6名
  4. 時間:午前5時00分〜午後11時15分頃
  5. 潮時:中潮


釣行記

7月25日土曜日、大潮。大原臼井丸よりfuneturi-mlのOLMでイサキ乗合に行ってきました。この日の臼井丸は団体さんが入っていたので、臼井丸の親戚の義丸からの出船となりました。今回は前泊だったのですが、前夜はMLメンバーとの飲み会。寝たのは結局1時半。起床3時半で2時間睡眠でした。

私の座席は右舷ミヨシから2番目。私の隣のおじさんを挟んで右舷は全員MLメンバー。

4時半に出船。いつものとおり30分で大原沖に到着し開始となった。指示ダナは16〜18m。この船宿はイカ短を配らずに空針かウイリーでやってくれとのことだ。

ハリス1.5号、チヌ針2号の3本針仕掛けに、まずは空針で始める。コマセをふると「食った!」とミヨシの船橋さんが叫ぶ。私の竿にもくんくんというイサキのアタリ。が、これは途中でばれてしまった。ところがいつものように後が続かず、朝の食いがたった状態では今日はないようだ。時折小型のアジが上がるが、イサキはほとんど姿を見せない。

少し経ってやっと1尾。30センチ程度のまあまあの型だ。が、やはりこの後も1時間以上も沈黙が続く。船橋さんはあまりの食いの悪さに横になって寝てる。トモの方のMLメンバーも渋いようだ。

ここで食い渋り対策仕掛けを試してみることにする。針はイサキ針の白7号の軸が平べったい針に夜光玉などはいっさいなしの3本針である。空針でやったりイカ短やバイオベイトを付けたりいろいろ試してみる。するとイカ短にアジに交じってぽつぽつとイサキが掛かる。ここでは空針よりイカ短が良かったようだが、それでも3尾を追加しただけ。9時の時点でアジは10尾程度だが、イサキはまだ4尾である。

ビシは水面下1m程度からしか見えてこないし、潮はそんなに澄んではいないようだが、前日の南風の影響で水温が下がったことが食い渋りの原因のようだ。

胴の間では大型のウマヅラを上げて歓声があがる。が、やっぱりすぐにだらけムードに。

時間は9時半頃、船は大きく北に移動する。15分くらい走ったであろうか。僚船が2隻ほどいる根で再開。今度のタナは20m前後だ。

イカ短餌の私の竿に微かなアタリ。しかしこれは15センチくらいのウリンボ。弱らせないようにリリースする。

3度目の潮回りくらいであったか、タナが16〜18mに上がった。ここからが本日の時合で。私の竿は中型中心ながらダブルもあり、入れ食いになった。ミヨシでもコンスタントにイサキを上げだした。
「上甲さん、タナいくつ?」と聞かれ
「さっきからずっと17m直撃ですよ」と答える。

しばらくいい気分で釣っているとソーダガツオが邪魔をし始めた。運良くオマツリせずに上げられてもハリスがパーマしてしまい交換を余儀なくされ手返しが悪くなってしまう。その合間に大原では初のイサキのトリプルを達成。

イサキの食いは良いのだが、ソーダの邪魔がいっそう激しくなってきた。が、船橋さんは空針でソーダを避けて手堅く数を伸ばしている。どうやらイカ短がソーダに気に入られてしまったようだ。そこで、蛍光玉付きの市販仕掛けにチェンジしてみる。が、やはりソーダが邪魔する。蛍光玉すらだめなようだ。この時ほどソーダが憎いと思ったことはない。

いつの間にか時間は11時近い。さすがに食いも落ちてきた。バケツの魚の鮮度も心配なので、ここでイサキを締めていく。数えると19尾。「あと1つ釣りたい」とがんばってみる。

が、この後はアジが少し食った程度で、11時15分に沖上がりとなった。

釣果はイサキ15〜32センチ19尾、アジ12〜23センチ20尾位であった。イサキは30センチ長は3尾だけで25センチ級が中心であった。イサキの目標20尾には惜しくも届かなかったが、入れ食いタイムも堪能できたし、ソーダの邪魔がなければ30尾近く行ったのではないかと、ちょっと悔やまれることもありました。

12時前に帰港しすると、午後のOLM参加に皆さんは既に集まっていました。私はこの後は鹿島から夜イカの予定だったので皆さんを岸壁から見送った後、大原を後にしました。


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