久々の戸田、雨で時合を逃す

戸田のアジの最大記録更新!


  1. 日時:98年7月19日(日)
  2. 場所:戸田
  3. 参加メンバー:上甲、森
  4. 時間:午前8時00分〜午後16時30分頃
  5. 潮時:若潮


釣行記

●3ヶ月ぶり
7月19日(日)若潮、連休の中日でしたが、久しぶりの戸田へ行って来ました。予約の電話(現在は裕漁さん0558-94-2047)を入れたところ、大アジとマダイが結構出ているとのことで、今回はアミコマセの他にオキアミコマセも購入し、マダイを本格的に狙う予定でした。

●雨やまず・・・
御浜の駐車場には5時過ぎに到着。夏場のみの駐車料金を支払う。海水浴シーズンのため、駐車場には結構な数の車がいる。が、この時点で雨が強くなり始め、ちょっとボートが出られる状態ではなかった。予報では朝のうちだけのはずなので、車の中で仮眠して雨が止むのを待った。6時を過ぎても7時を過ぎても雨は止む気配がない。どんどん朝の大事な時合が過ぎていく・・・。結局7時半を回って空が明るくなり、雨もぱらぱら程度になったので準備をして浜に向かった。

受付をして早速沖に向かう。海は藻の残骸などが浮いていてあまり綺麗ではないが、ちょうどよい濁り具合にも見える。

●魚探が・・・
はまへいの台船回りに到着する。白い船と三郎丸後のブイには既に先客がボートを係留している。仕方なく台船の方に係留し、釣り始める。まずは魚探をセット・・・と思ったがなんとバッテリーと魚探をつなぐコードを忘れたことに気が付く。久々のボート釣行のためとはいえ、うかつであった。

森さんはサビキ、私はオキアミコマセにウイリー、先針がオキアミ餌で始める。すぐに森さんの竿に大きな引き込み。先客がマルソーダを上げていたことから、これはソーダであろうと推測。大きく走り回って上がってきたのはやはりマルソーダ。

三郎丸跡のブイのおじさんがなにやら騒いでいる。どうやら大アジをばらしたらしい。やっぱりあの場所が一番よさそうだ。森さんが再びソーダを掛ける。

●アジの記録更新!
私の竿はしばらくアタリがなかったが、20分ほどたったところでチョンチョンという前アタリの後に竿先が絞り込まれた。グングン引くことからソーダであろうとやや強引にリールを巻く。何度かの強い引き込みに耐えてビシを手に取るとちょっと様子が違う。ハリスを手繰るとスマートな魚体が見えてきた。

「おお、アジだ」と、あわててタモを取りすくい上げる。メジャーをあてると35センチもある。戸田のアジのレコード更新だ。森さんも少しして30センチ程度のアジを上げた。

私もサビキを取り出してやってみる。すると底付近でアタリがあり、20センチ級とやや小降りながらカマスが釣れてきた。本来は秋の魚のはずだが、今年は出現が早い。

この後、22センチのマダイとソーダの一荷があったが、アジはこれっきり。時間は10時を回っている。やはり日が高くなるとダメなようだ。

●塩イワシ餌を試す
ここで目先を変えて先日相模湾で釣ったシコイワシを塩漬けにしたのを餌(塩イワシ)にカサゴやヒラメなどを狙ってみることにする。最初は白い船周辺を流したがアタリなし。沖の漁礁付近に移動する。ここでもボートを流しながら釣る。1度だけ森さんの竿にアタリらしきものがあったが、イワシの口の部分だけが針に残っていた。何だったのであろうか。

●キスも今ひとつ・・・。
11時を回って今度はキスを狙うことにする。海水浴客でにぎわう砂浜から100m程度、遊泳区域のロープからは50m程度の水深10mを狙う。

私の竿には最初はトラギス。次には小気味よいブルブルというアタリがあり、20センチ良型のシロギスがあがった。この後、同型のシロギスを追加するが、森さんの竿にはなかなか針掛かりしないようだ。

ここでもイワシ餌の竿は出していて、30センチのオキエソが釣れる。蒲鉾の材料にすると旨いらしいが、1尾では量も少ないのでお帰り願った。

 これがオキエソ。

12時を回ってキスを初め餌取りのアタリもなくなったところで一度浜に上がって休憩。日差しは強いが湿度が低く汗をかかずに済み過ごしやすい。浜は親子連れを中心になかなかの混雑だ。

●午後は奮わず
1時過ぎ、再びはまへい近辺へ。白い船が空いていたのでここに係留する。
ここでずっと粘るが、時折カマスが釣れる他はネンブツダイのオンパレード。混じったコアジを餌にヒラメなどを狙ってみるも不発。結局16時過ぎに終了とした。

●釣果
・マルアジ 35センチ1尾
・マアジ 15センチ前後 2尾
・マダイ 22センチ1尾
・カマス 22センチ2尾
・シロギス 20センチ2尾
・オキエソ 30センチ1尾
・マルソーダ 30〜35センチ 5〜6尾(リリース)

釣果としては今一つでした。やっぱり夏は朝のマズメが勝負。これは今日はダメかもと思っていたら案の上でした。日の出直後からやらなくてはだめか・・・。

「千代」の海の家がとうとう無くなってしまいました。淋しいことですね。


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