徐々に上達?大原のイサキ

この日の成果


  1. 日時:98年7月15日(水)
  2. 場所:大原沖
  3. 参加メンバー:上甲
  4. 時間:午前5時00分〜午前11時30分頃
  5. 潮 :小潮


釣行記

7月15日(水)、小潮、大原・臼井丸からイサキ乗合に平日釣行してきました。

2、3、7尾と今まで3度のイサキ挑戦はことごとくツも抜けない低調。が、今回は前日に15〜55尾と好調、満を侍しての平日釣行だ。しかし目標はツ抜けと控えめにしておいた。

2時頃に大原港に到着し船にクーラーを置きに行くと既に右舷には7個のクーラーが置いてある。右舷が有利と予想していたが仕方ないので空いていた左舷の胴の間に席を確保。

4時になり船に明かりが灯ったところで準備開始。そこに船長がやってきて
「上甲さん、右側1つ空いているから、こっち来る?」とありがたいお言葉。で、右舷胴の間に席を変更した。

船は16人を乗せて4時半に出船。30分程で大原沖のポイントに到着。5時を回ったところで開始となった。やや北よりの風があるが海は凪とまではいかないが良い状態。

 大原のジャンボイサキ

指示だなは18m。アンドンビシにハリス1.5号まずはタナ直撃でコマセを振る。するとすぐにクンクンという鋭角的な引き。水面に浮かんだのは目測22〜23センチのイサキ。船中第一号、と思いきや取り込み時に口切れでバラシ。後ろで船長が笑っている。すぐにコマセを詰め替えて投入する。回りでもイサキが上がり始めている。タナでコマセを振って数秒待つ、するとイサキらしきアタリ。軽く合わせを入れてゆっくりリーリングする。と1m上げたところで更に竿先が引き込まれる。追い食いに成功し今度は30センチ級良型の一荷。3投目も20センチ級ながらイサキ。好調だ、これなら今日は20尾突破は軽そうだ。船長も「ツ抜けはすぐにできそうだねえ」と笑顔。

しかしこの後からマアジの猛攻が始まり、イサキはポツポツ混じる程度になってしまった。アジもやや型が小さい。時々移動するも、9時頃まではこのペース。良型中心に8尾を確保。既に前回の記録は突破しツ抜け間近。

が、ここで潮止まりかイサキはほとんどあたらなくなり、アジがポツポツという状態になってしまった。途中、赤短や緑短、ウイリーのシャクリ釣りに切り換えてみたりしたが、ウイリーはアジのお気に入りのよう。アジも22センチを超える良型のみキープした。

2時間程、イサキの顔が見れない時間が続いた後の11時頃、やや岸よりに移動したのを境にポツポツとイサキが上がり始めた。しかも上がればほとんど30センチ級の良型だ。私には20センチ級と30センチ級の一荷が一度あったが、オマツリのため良型の方がはずれてしまったこともあった。この時間は雨が降り始めて、上はカッパを着ていたがサンダルに海パンの私にはちょっと寒くて辛かった。

何とかこの場所でツ抜けを達成。更に数を伸ばそうとがんばる。やはり普通のイカ短餌が良さそうだ。結局この後は良型イサキをポツポツ追加し、定刻の11時半に終了した。

釣果はイサキ20〜32センチ13尾、マアジ12〜31センチ50尾位。22センチ以下のマアジはリリースしたので持って帰ったのは20尾であった。おそらくトップは25尾前後だったであろう。

当初目標は達成出来たし、13尾中7尾は30センチオーバー、4尾は25センチオーバーと総じて型が良かったので満足でした。

帰りに船宿から「生シラス」をお土産にもらった。その日のうちなら生で食べられるそうだ。これがなかなか旨かった。

おそらくあと一度挑戦するであろう大原のイサキ、今度は20尾超を目標にがんばろうと思っている。


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