潮澄んで渋い。葉山沖のマルイカ


  1. 日時:98年7月11日(土)
  2. 場所:葉山沖
  3. 参加メンバー:上甲、出井、行友、加藤、唐木他5名
  4. 時間:午前7時00分〜午後2時30分頃
  5. 潮 :中潮


釣行記

7月11日(土)funeturi-mlのミニOLMを兼ねて、総勢10名で佐島・志平丸より仕立てでマルイカに出ました。

●船は大きい
全員揃ったのは6時半。そろったとこではしけ船に乗って沖の船へ。仕立てなので小さいチャーター船かと思ったが普段は乗合に使っている13号船だった。

今回はイカ釣りは初めての人間も多かったので、投入器の取り付けや扱い方、釣り方まで船上での指導となり、結構苦労するかと思ったが、割とみんな飲み込みが早くそんなに負担にはならなかった。

●葉山沖へ・・・渋い

船はべた凪の小田和湾を抜け、一度スローダウンするが、すぐに船首を北に向け走る。10分ほど走り名島の見える葉山沖で開始となった水深は20m前後。回りには手漕ぎボートも見える。

私の仕掛けは自家製の7本角。ピンク、紫、茶を中心に途中にブルーの角などを混ぜている。重りは60号、マダイ用の30号負荷の2.7mの竿。開始から1時間ほどは乗りなし。潮がかなり澄んでいるのが気になるところだ。

左舷ミヨシで2点掛けがあったようだ。が、後が続かない。右舷トモ2番目の友人の女性にも1パイ。取り込みの時に顔面にスミを掛けられていたが、初の獲物ということで非常に喜んでいた。その後、この女性と隣の富田さんはポツリポツリとマルイカを上げていた。どうやらピンクや茶がアタリ角のようだ。右舷ミヨシにいるめだまさんと宇都宮さんも渋いようだが、めだまさんは掛かれば2点掛けであったりと釣果を伸ばしている。対してトモの方は両弦とも渋い。私の竿には忘れたころにアタリらしきものがある程度。

●日が高くなり・・・更に渋い

10時頃になるとほとんどアタリもなくなった。潮回りの時間も段々と長くなる。私も昼寝している左舷トモの友人の貸し竿を拝借してやってみたところ、弱々しいアタリで1パイ確保。

●船上でイカを食う!

予報に反して晴天で日差しも強くビールが旨い。友人が釣ったマルイカをさばいてショウガ醤油で食べる。船上ということもあるだろうが、やっぱり元気に泳いでいるイカをその場で食うのは最高に旨い。なかなか乗合では出来ないので、これはずっとやってみたかったのだ。

13時頃、右舷ミヨシで2点掛け、2番目で3点掛けがありちょっと活気づく。が、これも後が続かず。

終了予定の13時半をまわったが、あまりに渋いので延長戦に突入。より1時間延長し14時半まで粘るが、終了間際にトモの会社の仲間がパイをあげてボを脱出するにとどまった。

●あああ・・・渋かった

結局、釣果は以下のようになりました。

(右舷) ●(7)●(5)●(3)●(4)●(0)
ミヨシ< ============================トモ
(左舷) ●(7)●(3)●(2)●(1)●(1)

名前の頭文字が入っている上記4名以外は全員イカ釣り初めてでした。

ミヨシが断然有利だったようです。しかしボが出るとは思わなかった・・・。乗合船の方も5〜14ハイと不調だったようです。やはり澄み潮のせいかな。船宿からはお土産にワカメをもらいました。

船長は移動の合図の度に「ごめんなさい、上げて下さい」と恐縮していた。一番辛かったのは船長だったのかなあ。誰かが掛けるとタモ持ってすっ飛んで行ってたもんなあ。

イカ釣り初体験のみんなは生きているイカが釣れて食えたことで、大変喜んでいました。幹事としてはありがたい限りです。

この仇、どうしてくれようと、MLメンバーはリベンジを誓って帰途につきました。


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