至上初のクーラー空っぽ・・・


  1. 日時:98年3月28日(土)
  2. 場所:戸田
  3. 参加メンバー:上甲、村田、森、茶谷本
  4. 時間:午前6時00分〜午後4時00分頃


釣行記

3月28日の土曜日、戸田に行ってきました。今回は村田さんと私のほかに森さんと茶谷本さんも参加しました。前回は夕まずめにアジがまあまあ釣れたことから、押えにアジであわよくば真鯛などを狙おうという作戦です。

私の家に森さんと茶谷本さんが集合し2時半に出発。東名沼津IC経由でいつものルートで戸田へ。5時過ぎに戸田到着。村田さんの車は既に到着していた。

準備をしていると「裕漁」と書かれた軽トラックが浜の方に走っていく。これを見て我々も荷物を担いで浜へ。するとおじさんとおばさん、さらに高校生くらいの女の子2名がボートの準備をしている。挨拶をした後、料金を支払う。ちょっと北風が強い。
「この風だと分からないねえ。今、漁師さんに出られるか聞いているから」とおばさん。
おいおい、ここまできて冗談じゃないよ、これくらいの北風なら大丈夫だよと村田さんと
こそこそ話していると、ボート屋のおじさんがやってきて
「大丈夫だ。いざとなれば俺が船でボート引っ張ってくるから」
その言葉を聞いて我々はボートに乗り込み、漕ぎ出した。直後に他のお客さんのボートも後を追いかけてくる。当初のは沖漁礁周りでやると決めており、場所を取られたくないのか村田さんはすごい勢いでオールを回している。

我々のボートは沖魚礁近くのブイについている船の船尾に係留、森さんたちはブイに直接係留する。

魚探をセットし反応を見る。時折魚群が映し出される。これは期待できるかも。私はウイリーでのシャクリ、村田さんはマダイ用の長ハリス仕掛けで開始。

しかし、ここではアタリもないまま時間だけが過ぎていく。北東風も相変わらず強く、波もある。キス仕掛けを出しても全くダメ。

近くを通った漁船の引き波をもろに受けてしまい、すこし浸水。船底に海水がたまったが影響はなさそうだ。ここで更にアクシデント発生。森さんのところに移動しようと準備していたところ、係留していた船に接触した時に私のキス竿が海中に。「上甲、竿、竿」「え?」と気がついた時には水面下を竿が沈んで行くところであった。

気を取り直して森さんのところに行く。森さんがアジを2匹あげたそうだ。ああ、また場所選びが裏目に出たか。。。

その後、各所で釣るが釣れるのは雑魚ばかり。夕方のアジの回遊に賭けるしかなくなるイヤな展開に。あっというまに時間は15時。そろそろアジの回遊がある時間だ。ヒイラギやネンブツダイが釣れ始める。ややタナを上げたりいろいろ試してみるが、アジのアタリはない。

残り時間はあと30分。4人で懸命に釣り続ける。が健闘空しく終了の16時を迎えた。戸田に通い始めて初のクーラー空っぽ・・・。帰り漁協の販売所に寄ってホタテ貝とイカの沖漬けを買って戸田をあとにしました。

今回気づいたことを一つ。今シーズンから千代ボートの面倒をみている「裕漁」さんはどうやら去年まで千代ボートの隣で営業していた平和ボートのおじさんのようでした。このおじさんはなかなか熱心で、日中は自分の船で湾内のボートを見て回っています。釣れていないと場所を移動するために曳舟をやってくれるのですが、いきなりやってきて「竿、上げて。移動だ」とやられるらしい。まるで乗合船である。


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