残暑の戸田はイワシだらけ?


  1. 日時:97年8月30日(土)
  2. 場所:戸田
  3. 参加メンバー:上甲、他友人1名
  4. 時間:午前5時30分〜午後16時00分頃


釣行記

8月30日の土曜日に戸田に行って来ました。今回は多少の釣りの心得のある友人と一緒です。狙いは今年まだ戸田では1匹、しかもムロアジしか釣ってないアジです。

当日は5時過ぎに現地到着。既に5〜6名のグループの人達は準備完了で浜に向かいつつあるところ。

車を降りて浜を覗いてみると、堤さんは既にいる。車内で軽い食事を済ませてから早速浜に降りる。堤さんの奥さんも今日は浜に出ている。お盆を過ぎて海の家の半分くらいは既に閉店しているようだ。

まずは三郎丸跡のブイに向かう。ちらほらと魚探の反応はある。例によってオーロラスキンのサビキで始める。しばらくは空振り。20分ほど続けるとこれまた例によって中小型のサバとウルメイワシが寄ってきて入れ食いになった。20センチを越えるウルメも交じるためとりあえずはお土産確保で釣り続ける。1時間ほど続け、お土産は確保できたが相変わらずアジは釣れない。と思ったらちびサバに交じってムロアジが1匹釣れてきた。しかし後が続かず。

日も高くなってほぼ無風状態。蒸し風呂に入っているような暑さだが、この風ならば流し釣りができそうだったので、漁礁の真上をボートをアンカーなしで流してみる。しかしここでもやはり上がるのはサバとイワシ。まわりのボートもやはりサバばかりのようだ。

一度だけ底付近で鋭いアタリ。久しぶりにだがアジのアタリであることはすぐに分かった。上がってきたのは20センチ程度のまあまあのマアジだ。根付きのアジ特有の金色がかった魚体だ。しかしこれもあとが続かず。

サビキはあきらめ浜近くでイソメ餌でキスを狙うがこちらも不発。10時頃に食事休憩で浜に上がる。「午後に期待」するが、この暑い時期に午後に釣れたためしがないのでちょっと不安。それにしても暑い。ついビールを2缶も開けてしまった。

昼寝の後、2時頃再びボートを出す。夕方の漁礁まわりのアジを狙って漕ぎだしていく。

夕方は期待できる白い船には3〜4人の人がいたので三郎丸跡で釣り始める。やはり30分ほどはアタリ無し。ところが3時近くなってきたところでイワシがよってきて入れ食いになった。今度はときどき身体に7つ星を付けたマイワシもかかってくる。もうしょうがないのでイワシを釣り続ける。ときどき大きく竿を絞り込んで丸ソーダも顔を見せる。

小型の仕立船が漁礁のまわりでうろうろしているが、結局我々のボートのすぐそばに来て「ここにしか魚がいねえよお」とすぐ横で釣りを始めた。

友人の仕掛けが幹糸から切られた程の大きな引き込みがあったようだ。戸田ではよくあることだがいまだ犯人の魚の正体は不明だ。私の竿にも大きなアタリ。明らかにソーダやサバとは違う、底にぐんぐんと引き込む引きだ。最初の引き込みは交わしスプールのクラッチをはずそうとしたときにまたしても大きく引き込まれ痛恨のハリス切れ。あの引きからしてマダイか石鯛と思われる。

そのまま16時になったので納竿。ウルメイワシ10〜20センチ多数、マルソーダ30センチが3匹、マアジ20センチ1匹、ムロアジ17センチ1匹となりクーラーはそれなりにいっぱいになりました。

堤さんの話によれば数日前までは大型のアジが結構釣れていたらしいです。潮が変わったせいではないかと言っていました。確かに今回は大潮の初日ではありましたが。


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