真冬の東京湾カレイ釣り奮わず



2月10日土曜日連休の初日、初釣りと同様に東京湾のカレイ釣りに行って
来ました。メンバーは私、中西さん、杉本さんの3名。村田さんと石川は仕
事のためキャンセルとなりました。村田さんはカレイ釣り自体非常にいやが
っていましたが・・・。

中西さんの車が私を乗せた後、平和島の「まる八」に到着したのは6時過ぎ、
そのほんの数分後に杉本号登場。コンビニで買った朝食をとり受付を済ませ
るとあとは出船を待つのみ。今回も船は2隻になり、またしてもトモに座る
ことができました。中西さんは飲み会のため帰宅したのはなんと午前3時。
ほとんど寝ないできたそうです。3人とも酔い止めを服用し船は定刻のより
遅れ8時に出船しました。天気は快晴。やや風が気になります。

今回は1月の時とは場所がことなり通称「中ノ瀬」といわれる釣り場で木更
津と横浜のほぼ中間にある釣り場です。やや水深があるのが特徴です。さて
今回もアンカーを入れての掛かり釣り。仕掛けを投入するとどんどん糸が出
ていく。潮の流れがかなり速い。船頭さんから重りを20から25号に替え
るよう指示が出る。この潮の速さではとても3本竿は無理。

第一号は胴の間の杉本さん。次も杉本さん。私と中西さんはまだ。しばらく
すると私にも15センチ位のがきた。それにしても潮が速く釣りづらい。重
りを底に付けた状態に保つことが難しい。またお祭りも多発。隣同士ならま
だしも、背中合わせで反対側の人とまつってしまう。

私は酔い止めが効いているせいか結構船は揺れているが気分は悪くない。
しかし中西さんは非常に辛そうである。いわゆる海にコマセを撒いていると
いう状態。杉本さんは平気そうである。

ぼつぼつカレイは上がるが釣っている時間とおまつりをほどいている時間が
とんとんくらい。次第にやる気が失せてくる。船頭さんに「一番良い席なん
だからがんばって〜」と言われても、ああまたおまつり。。。朝の気合いは
既にどこかへ行ってしまった。しかも風が北に変わりものすごく寒い。

時計は14時をまわり、潮の流れが変わる頃合。やや釣りやすくなったよう
な気がして、少し手返しを良くして釣る。すると通常に比べ強い引き込み。
いや、またおまつりかもしれない、と半信半疑で上げてくる。水面に浮かん
だのはまあまあの型のかれい。27センチありました。

このカレイを見て気合いが入りかなりの手返しで釣り始めるが時既に遅し。
小型を1匹追加しただけで納竿時間の15時を迎えました。
帰りは海がかなり荒れてきたので全員キャビンに待避の指示。遅れた私は
屋根の無い場所しかなく、波のしぶきにびしょぬれになって帰港したので
した。

結局、私が13〜27センチカレイ8匹。杉本さんが6匹。中西さんが5匹
でした。杉本さんはお子さんへのお土産でヒトデとちびめごちを持って帰っ
ていました。

さて、獲物の料理ですが、もっとも大きい奴を刺身、その他を唐揚げにする
ことに決定。刺身用のカレイはずっと生きていてざるに上げてもばたばたと
暴れてあっちこっちに飛んで行くので、ひと思いに締めてから5枚におろし
てさく取りをして、一日寝かしてから食すことにしたのですが、実家から帰
る時に持ち帰るのを忘れ結局食べずじまいに終わりました。きっと一日寝か
して旨味の増したカレイの刺身はうまかったことでしょう。唐揚げもカレイ
の活きがよかったせいか皮が思ったより縮まってしまい、エビのように丸ま
ってしまいましたが、身がしまってこれまたビールのお供には最高でした。
さて、次回は3月16日、営業停止の解けた戸田のボートに出かけようと思
っています。何が釣れるのかは分かりませんが、うまくいけば産卵前に食い
がたっている真鯛が・・・ともくろんでおります。