アジ爆釣!シーズン終盤の戸田



この時期では珍しい無風だった戸田
10月26日(土)秋も深まり、まもなくシーズン終盤を迎える戸田に行ってきま
した。狙いはアジ、イナダ、マダイ等です。

今回は前日の夕方に予約の電話をするのを忘れていて、21時頃千代ボートに電話す
るもつながらず、でもまあ大丈夫だろう、ということで構わず出かけました。
当日は5時に石川の家に集合し私と森さん石川3人で一台の車で出かけました。荷
物は座席の一部も使ってなんとかのっかりました。
途中で食事を済ませ今回は営業していただるま屋で餌を購入し戸田到着が8時半頃
になりました。

予約していなかったのでまずはおばちゃんに挨拶しようと浜に降りると・・・ボー
トがない。
「ありゃあ、どうしたの?」
「いやあ、昨日の夜に電話つながらなかったんで来ちゃったよ」
「今日はたくさん来ちゃってね・・・」
「ボート空いていないかな、ダメかな」
「この3人で3艘の予約の人を2艘にしてもらうからなんとかなるよ。」
とのことでなんとか1艘ボートを確保。ただこのボートは千代ボートのものではな
く民宿「清田」の持ち物をおばちゃんが借りたものだそうだ。ボートが御浜の付け
根付近の砂浜なので車をそちらに移動させてから準備を始める。見てみると沖はボ
ートがいたるところに浮かんでいる。

 今回は3人で1艘。非常に経済的。

1艘に3人で乗り込んで沖に出る。思ったよりは狭くない。時間は9時を回ってい
る。天気は晴れでほぼ無風。寒いかと思って着込んでいったが暑くて袖まくりする
ほどだ。

まずは例によって三郎丸まわりで始める。1時間半程ここでやるがアタリすらなし。
いやな予感がする。

風もないので漁礁回りをゆっくりボートを流しながら釣ることにするが、漕ぎ役の
私が一応オールで舵をとりながら森さんと石川が釣る。森さんは魚探とにらめっこ。

白い船のやや沖のところで魚探に反応。早速始める。まずは森さんの竿に当たり。
しかし上がってきたのは30センチ弱のオキエソ。
「うえ〜、気持ち悪い〜」と森さん。しかしこの魚、高級蒲鉾の材料なのだ。
次に石川にアタリ、20センチのマアジが上がる。森さんにもアジが来た。こうな
ると私も釣らないわけにはいかない。コマセをつめて始めるがその間にポイントを
はずれたようで空振りに終わる。

 ボート上の森さんと石川

その後も漁礁回りをうろうろして反応があると仕掛けをおろすという感じでぽつぽ
つアジを釣る。今回は最初は森さんと石川はコアジ専科、私は他のサビキでやって
いたのだが私にだけアジがかからなかった。そこでコアジ専科に変えると釣れ始め
るではないか。やはり戸田はコアジ専科オーロラか。

その後、白い船のところに係留して釣り続ける。30分に一度の割合でアジの回遊
があるようで、その度に2〜3匹釣れる。風の具合によりボートの位置が変わり水
深も変化するのだがおよそ28〜23m程度のタナのようだ。

 前半の成果

13時頃、各自10匹程度釣ったところで一度浜に戻り昼食休憩。
14時前に再び三郎丸へ。15分釣ってアタリがないので白い船回りに移動する。
今度は15分に一度位でアジが回遊してくる。

森さんの竿が大きくしなる。「うお〜」と叫ぶ森さん。しかし痛恨のハリス切れ。
しばらくすると石川の竿にも同様の引き込み。「糸を出して」と教える前に竿がも
とに戻る。またしてもハリス切れ。一体なんだろう。鯛かワラサか・・・。

14時半過ぎこの日のピークがやってきた。一定時間毎に回遊していたアジの群が
ボートのコマセについたようでアジの入れ食い状態になった。3人とも夢中で釣り
続ける。石川はスピニングリールにナイロン糸のため最初はタナが釣り辛かったが、
「底からリール7巻き」というタナを発見しやはり入れ食い。ときおり海中のロー
プに仕掛けを取られたりしたがその後1時間半入れ食いが続く。自分が決めたタナ
でコマセをふる。すると竿先をたたくアジのアタリ・・・、これがたまらない。
一荷釣りもときどきある。三点掛けもあったほど。

 一荷でかかったマアジ

アタリもない空振りがときどきあるのだが、どうやらこれは3人ともが同時に仕掛
けを上げてしまったときに起こることに気が付いた。つまり誰かがコマセをふって
いれば群は真下にいるのだが、そうでないとおそらく振り出されて流れていくコマ
セにアジがついていってしまうのだろう。その証拠にそれから2回もコマセをふれ
ばまたアジが入れ食いになるのだ。

コマセがなくなる16時半過ぎまで釣り続ける。クーラーはアジでいっぱいだ。

 数ではレコード更新するほどのアジが大漁

薄暗くなり始めたので納竿する。結局釣果は私がマアジ20センチ級54匹、25
センチのカマス1匹、森さんがマアジ29匹、オキエソ1匹、石川がマアジ30匹
と大満足。マアジの数釣りの記録も今回更新することが出来ました。
朝遅く出かけたのは正解だったようです。

 夕暮れの戸田

釣果の差はおそらく手返しとコマセの量かと思います。だって私のコマセの消費量
は石川の約3倍、森さんの2倍なのですから。

ずっと天気も良く暖かい日だったのですが車のところで帰り支度をするころには木
枯らしが吹き始めてきました。まもなく戸田の紅葉がきれいになるころでしょう。

さて、千代ボートの本年の営業は11月いっぱい。11月中にもう一度カワハギ釣
りに行こうかと思っております。アマダイを狙うのもいいかも。



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