神楽坂・灯ともし頃。
なんとなく、ふわふわした余裕を感じさせる町です。祭りじゃなく
ても、つねに提灯ぶら下がっているみたいな。花柳界の前身をもつ
せいなのか…。
大して盛っているわけでもないのに、坂沿いは夜でも明るく、ひとけ
があります。だからかの散歩コース…うちから距離にして往復5キロ
ぐらい。坂を背骨として、左側に右の写真みたいな急坂がおりていて、
下の町並みが九段下へ向うまで、こまごまと小さく見える。
しかしフランス料理店増えました(笑)。雰囲気としては、洋食屋の方
がいいな…。
写ってないけど、
急坂なんですって…(泣)
植木の手入れをする
おじいちゃんも縮小で
パア。
赤城神社。丈高い樹木があるとそれだけで
ほっとします。
しかしここでも蝉の声が記憶にない…今年は
まだ聴いていません。
幼稚園がくっついているのもほっとするな。

この日は道路に逃げ水見ちゃいました。私の
やっていることも、なにやらそれを追うのに
似ている…。
逢引ムウドかもしだす(笑)
鳥居。
ステレオタイプ時代劇の影響
か…しかし落ちあって、他の
どこかへ行く前に、二人で手を
合わせてる図なんていいじゃ
ありませんか。
くそ、逢引がしたいぜ!(笑)
神社裏手の坂二題。
これでも下の道路は石畳で、泣かせます。
松の枝振りが妾宅っぽいぜ!と思ったら(ごめんなさ
い)お医者様のようです。芸妓を診て、神楽坂の花柳界とともに歩んできたのだ、と勝手に推測。
門前の猫。暑くって逃げる気力
もないそうな。
普通の住宅街ですけど…それに
混じって、ときどき小洒落た喫茶
店があるのが早稲田住民としては
うらやましい。
フトコロ深い感じがするんですよ
ね。
早稲田は田舎だあ。あたりまえか、
宿続きだもの。
強いて言えば、植木鉢の道路
占有率と、路地裏の飲み屋率
高し。
そしてやはり石畳!灯ともし
頃夕日に照り映えると、なぜか
血中オヤジ濃度が高まります。
うなぎの匂いが強くて、腹が
困ってしまった撮影時のゆふ
ぐれ。
石畳の路地の、あだめいた小料理屋さん。
T字路になっていて、このつきあたりにもう
1軒あったはずなんです。それが、行ってみた
ら取り壊されて宅地造成中…よよよ…(泣)。
いかにも古さびた佇まいですが、
じつはこの向いが、路地をはさんで
本格クレープ屋さんなのです。時代
ですねえ(笑)。
ブルターニュのガレットとか何とか
…旨かったけど、昼間っから濃いシー
ドルは禁酒中なんですからダメなん
ですってば…(ToT)。
小洒落系・鉢植え草木屋。
こんな風に古い雰囲気を生か
してくれる店が増えるのなら、
代官山化するのも悪くはない
でしょう。…なんぞと偉そうに
言いつつ、小洒落系の店って
お高く止まっていそうでよう
入れません。
毘沙門天の縁日は毎回逃してるのですけど、今月はリサ
ーチをかねて行ってみようと思います。
激レア種類の露店を見つけたい!山吹鉄砲とか、ガマの
油売りとか。話術で人を引きとめて、結局は全然別のもの
を売る野師の大じめとか、もう見られないのかな…。
相変わらず提灯を見ると血が
騒ぎます。
灯が入って、あたりの暗さからぽっ
かり浮かんだようになると、その
列が、異界へのしるべにすら思えて
くるんですね。
あっそれって当たり前か…。
お彼岸の花を売っていました。
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