[ ステアリングラック交換 ]

これも友達がイギリスからパーツを輸入するついでに、
一緒に買ってもらったものです。

うちのミニは、ステアリングにガタが出まくってて、
妙に気持ち悪いハンドリングだったので、交換することにしました。

 

 

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今回はエンジン下ろさずにステアリングラック交換に挑戦

まずは、ジャッキアップして、サブフレームにウマをかけます。

万が一のことを考えて、タイヤはボディの下に置いておくと良いかも。

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まずは、ボールジョイントプーラーっていう工具を使って、ジョイント部を外します。

外すときにパーンと音がするので、毎回ビックリします(笑

丸で囲った部分がジョイントが外れた状態で、
その奥に見えているのが、
ステアリングラック

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今度は室内に移って、ステアリング周りのカバーや
カプラーの配線等、外せるものは外します。

なぜ外すかと言うと、ステアリングシャフトごと抜くからです。

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ステアリングシャフトを抜くには、シャフトの根元にある
ボルト&ナットを緩めて外します。

ハンドルを引っ張ってシャフトごと抜くわけなんですが、
硬くてなかなか抜けなくて大変でした・・・

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格闘する事60分! ようやくシャフトが抜けた・・・。

しかも、力を入れすぎたせいで、ステアリングが変形(苦笑

こんな事だったら、どうでも良いステアリングに
付け替えてから作業すれば良かったなぁ〜

次の日は、もちろん筋肉痛に・・・

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シャフトが抜けてスッキリした車内(笑

このあと、内装をめくって、左右のUボルトを固定しているナットを外します。

ナットは左右で合計4箇所あるんですが、写真撮るの忘れちゃいました(爆)

そんなに、ナットがたくさんある場所じゃないので、すぐに分かると思います。
でも、ヘインズのワークショップマニュアルで調べてみるのが無難。

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外れたステアリングラックの図。 下が新品です。

うちのミニは82年式なので、18年間ご苦労様って感じです(笑

外すのも結構大変で、エンジン側の上下サブフレームマウントを外し、
ボディにウマをかけて(笑)、
サブフレームを前にずらした状態で、
ラックを抜くという、あんまりオススメできない方法で作業しました。

ウマをかける場所によっては、ボディが変形する可能性もあります。

サブフレームをずらさないと、ステアリングラックが取り出せないので、
バール等でこじ開けるのですが、

エンジンマウントが外れた状態なので細心の注意を払って作業してください。

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やっぱりというか、なんというか・・・

エンジンマウントがヘタって割れてました(苦笑

右の新品と見比べると、一目瞭然。

どうりで、段差を乗り越えるときに、エンジン揺れるな〜って思ってた(笑

ここはサクッっと新品に交換!これは効果期待できそうです。

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今度は逆に、
ステアリングラック、ステアリングシャフトの順で装着

曲がってしまったステアリングが痛々しい・・・
今は、ステアリングを曲げなおしたので、もうちょっとマシな状態ですが
安くて良いのがあったら、交換したいです(笑

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最後の仕上げに、トーイン、トーアウトの調整

かなり重要な作業なんで、時間をかけてじっくりと・・・。

完成は目前!

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昼前から作業開始したのに、終わった頃にはあたりは真っ暗(笑)

その甲斐あって、クイック&シャープなステアリングの操作感も復活!

おまけに下側のエンジンマウントも交換したので、乗り心地も良くなりました。

 

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LAST UPDATE 2001/01/20