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2003.05.01 (6)  実家周辺(小谷)
午後3時過ぎに小谷の実家に到着。お茶も早々に、早速家の周りを散歩がてら撮影。
3枚目はトリアシショウマ(トリアシ)という。ちょっと食べるには育ちすぎ。4枚目はゼンマイ。去年撮ったものと同じものかも。6枚目はイタドリというが、松之山辺りでは、スカンポやスッカシと呼んでいる。生でも酸味があってジューシー。山での貴重な水分補給源だ。7,8枚目はワラビ。いい太さだ。
ブナの林を過ぎたら、クサソテツ(コゴミ)の群生に出会った。但し、こちらも食べるには育ちすぎだ。しかし、これだけの群生が手を付けられずに育っているなんて、贅沢な環境だ。
小道をずっと下っていくと、棚田に到着。道が狭くてトラクターが通れないので、未だに田圃掻きは耕耘機でやるしかないと、隣の家の小父さんが笑顔で話してくれた。その棚田のあぜ道には、斜面にツクシが群生していた。
道を引き返し、またブナの通りを過ぎたところで、タチシオデ(ショデ)を発見。これは山アスパラとも言って、とても美味しい。その隣はヤマユリ。根を食べてもいいけど、これはもっぱら観賞用。野生とは思えないほど見事な花を咲かす。地元の人は、根こそぎ家に持って帰り、家の庭で育てたりする。でもこのヤマユリは去年も見かけたものだから、この先もここで育っていくのだろう。
一番下の左から2番目は、家で栽培しているタラノメ。但し、すでに一番芽は採られたあとだった(それが夕食で天ぷらとして出てきた)。写真のような、二番芽、三番芽は採ってはいけない。
その横のアケビ(キノメ)とエビラフジ(ナンテンハギか? 地元ではアズキナと呼ぶ)も自宅の庭に栽培しているもの。野生のものは、山深いところまで行かないと採れないので、年老りのみの農家では、こうやって自宅の庭で山菜を栽培する。仕方のないことだ。

 
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