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2003.05.01 (5)  大松山〜大池〜岩見堂(断念)(兎口)
次の目的地「岩見堂」への道順を、「滝見屋」の女将さんに尋ねたところ、まだ雪があって行けないかも知れない、とのこと。ダメモトで行ってみたら、やっぱり入り口の道が雪で塞がり、とても車では行けない状態だった。看板には、そこから2.3キロとあったので、歩いていくことにした。
しばらく歩くと、道も雪がないところがあって、比較的歩きやすい。道なりに歩くこと15分くらいで見晴らしの良い場所に出た。あとで分かったことだが、ここが大松山(たいしょうざん)。確かに見晴らしは良いんだけど、ここは岩見堂じゃない。諦めて道を引き返す途中、雪道で分かりづらいけど、分岐している場所があったので、記憶を頼りにそちらへも足を延ばしてみた。
10分ほどで大池に到着。記憶が一気に蘇ってきた。そうだ、岩見堂はここからさらに登ったところだ。しかし、その前にしばし大池の畔を散策。誰もいない、何の人工的な音もしない、聞こえるのは水の流れる音と、鳥のさえずりのみ。まるで時が止まったような感覚だった。
時間もかなり経ってしまったので、そのまま車まで引き返そうかとも思ったが、せっかく記憶にある場所まで来たので、もう少し岩見堂を目指してみようかと歩いてみたが、行けども行けども着かない。30分以上歩いても着かず、二股の分岐点に出たところで諦めて引き返した。
後で地図で確認したら、分岐点からさらに30分くらい歩かなければ着かないような場所だった。入り口の看板から2.3キロというのは、ホントかなあ? でも、地図で見ると、そのくらいの距離なんだよね。山道は結構時間が掛かるということなんだろう。甘く見過ぎたようだ。
ここは、雪のない時に車で上の駐車場まで行き、そこから徒歩というパターンじゃなきゃ、とても行けないところだ。大松山は近いので、徒歩でも余裕だ。

 
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