昨日の夜は、日記を書いてホームページにアップして、といった日常通りの作業をしていたのだが、やはり疲れがピークに達したらしく、途中からどうしても眠気に勝てなくなり、意識も朦朧としてしまった。最後には、もう、自分で何をやっているのかも分からなくなる始末。あんな猛烈な眠気は久々だった。でも、心地よい疲れだったのだ。

さて、そんな今日、キット先生のメルマガが発信され、どんな松之山写真を見せてくれるのか、期待に胸を膨らませていたのだが、その期待を思いっきり外し、しかも思わずのけぞるような写真が載っていた。詳しくはこちら。
まさか、こんな写真を撮られていたなんて。迂闊だったなあ。

てなわけで、2003年の恥はかき捨てて、次回は2004年で再見！（何故に突然中国語？）

というか、午前2時半くらいに約束通りに車に拾われ、一路松之山に、棚田を撮りに出掛けたのであった。キット先生を始め、総勢5人。
関越自動車道は言うに及ばず、一般国道もガラガラ。特に、石打からR353へ入った途端、対向車はいない、後続車もいない、という、ある意味コワイ体験をした。そのおかげ（？）で、松之山には午前5時半くらいに到着。およそ3時間くらいで付いたことになる。松之山は、頭の中では遠いけど、実際に行ってみると、思ったより近いのだ。 
空は満天の星。「あれが北斗七星だ」「じゃあ、あっちがカシオペア座ね」などとロマンティックな会話があったのかはさておき、とりあえず、車内で黙々と朝食を食べ、6時頃、いざ出陣！

朝日が昇るまで〜登った後、それから棚田を探索、あっちこっちで車を停め、思いつくままに撮影。その度に数十分がアッという間に過ぎ去る、そんな撮影風景だった。こんなことができるのも、とにかく、車はめったに通らない、人も通らない、そんな目一杯の田舎だから許されることだろう。

お昼頃、一旦撮影を中断し、「鷹の湯」という共同浴場でリラックス。但し、ここの温泉はいつもとてつもない高温で、まともに入ることができないのが玉に瑕。でも、キット先生やみずさんは、平気な顔して浸かっていたなあ。
女性陣が上がってくるまでに、キット先生しばしご休憩。

昼食は、思惑取りお蕎麦やさんへ。前から気に入っているお蕎麦やさんだったので、勝手は知ったるもの。天ざるそばで舌鼓。何たる至福。

その後、美人林へ出掛け、そちらで撮影。雨が降ってきたので、撮影は終了した。
土産（自分は地酒）を買い、午後2時半くらいに出発。家に着いたのは、午後6時頃。

結局、半日くらいあちこちでお騒がせしてきた訳だが、その意義はとてつもなく大きな物となった。冬に限らず、さまざまなシーンで松之山を記録していきたい、そう思ったのであった。

ので、今日はこれにてお終い。

明日は、何を撮ろう？　少しは満足できる写真が撮れるだろうか？　それとも、どこか遠出をしてみようか？

それとも、読書に明け暮れて、大人しくしているべきなのか？　バイオリズムは下降気味、なのかも知れない。

と言うことで、とても仕事なんかしている気分ではなく、仕事に行けばこちらの事情なんかも全く考慮してくれるわけでもないので、思い切って年末はもう出社しないことにした。その方がお互い変な期待と思いやりの期待をし合うこともなく、スッキリしていいかもという結論。

今日明日は静養の日に当てることにした。

ないんだろうなあ。

まず最初に思ったこと。意外と重いなあ。それと、レンズが大きくて、かさばるなあ。
手に持った感触は、ボディに厚みがあって、右手のグリップがしっかり把握できない感じがする。ちょっと持て余し気味の感触だ。ボディ本体は軽めだけど、レンズを付けた感じでは結構重く感じる。
左手は、ボディ本体の横幅が短いせいか、レンズの下に手のひらを当てて構えると、薬指と小指が右手と干渉してしまう。ボディ本体を包み込む右手と左手の間隔が狭くて、バランス的にイマイチかな、という感じがする。
ファインダーは素晴らしい。覗いてみると、その明るさ、大きさ、視野角に満足。ピントが合ったときの視認性もバツグン。とにかく、ファインダーを覗くのが楽しくて仕方がない。
露出補正やISO感度、ホワイトバランスや絞り値、シャッター速度など、設定にまごつくところはあるけど、それも慣れてしまえば感覚で覚えてしまいそうだ。特に問題はないと感じる。
もう一つ。質感は素晴らしい。合金ボディを使っているらしいが、その重厚な感覚が、使っているときに「重み」として手のひらに伝わってくる。これはカメラの機能とは関係なく、ステイタスシンボルとしても大きな満足感である。

一番感動したのは、Mac OS X 10.2.4とドライバなしで認識できたこと。ファイヤーワイアー経由で接続し、カメラ側の電源を入れたら自動的にiPhotoが起動して、画像を読み込んでくれた。ソフトをインストールすることもなく、こういった処理が自動的にできるなんて、やっぱMacは素晴らしい。

その後、一旦家に帰り、荷物を置いて、まず床屋に行って髪を切り、池袋へデジカメを買いに行った。ビックカメラにて、オリンパスのE-1という一眼デジカメだ。アクセサリー類は、もちろん、まずレンズ（14mm-54mm,F2.8-3.5）、セミハードケース、リモコン、バッテリー（予備用、ここまでが純正）、プロテクト・フィルター、CFカード（512MB）という内容だ。締めて、337,764円。高い！　もちろん、現金は持ち合わせていなくて、カード（一括）での支払い。あまりにも高額だったせいか、カード会社から本人かどうかの確認電話があった。
5年保証を付けたので、ポイントは大して付かなく、12,000円程度。2,000円ちょっとを足して、コンピューター館にてMac OS X 10.3（パンサー）を購入。速攻で帰宅した。
家に帰って中身を確かめたら、セミハードケースが泣きたくなるくらいショボくて、ちょっとがっかり。これじゃあ、買わない方が良かった。後は申し分なし。但し、カメラは慣れるまでが大変そうだ。
Mac OS X 10.3は未インストール。だって、オリンパス・ビューアーってのが、10.2までの対応なんだもん。10.3までアップデートされたらインストールしようと思っている。まあ、そんな先の話じゃないでしょう。

夜は居酒屋で夕食兼飲食。つまみを食べて日本酒を堪能した。家に帰り、ずっと中断していたMLの過去ログをWeb上で読んでいたら、いつのまにか夜中の1時になっていた。退院早々夜更かしである。

明日は、時間があったら午後にでも写真を撮りに出掛けてみようか。